OLYMPUS PEN-F で撮る近所の花々
晴れ間の少ない最近の天気ですが、かんかん照りよりも薄曇り程度の方が撮影には都合が良いことが多いと思います。
先日もそういう天気でしたので、久しぶりにOLYMPUS PEN-Fを持ち出して近所の花を撮りました。
オリンパスのマクロレンズ
使用したレンズは M.ZUIKO DIGITAL 30mm F3.5 MACRO です。
このレンズは名前の通りマクロレンズで、何と等倍を超える1.25倍の倍率までの近接撮影を行うことができます。
つまりセンサー上に1㎜の大きさの物体を1.25㎜の大きさに写し取ることができるのです。
センサー上でこれですから、現像して画面や紙で見るともっと大きく引き伸ばされます。
近接撮影に便利
通常ここまで大きく拡大すると手持ちではぶれが大きくなり撮影が難しくなるのですが、手振れ補正がしっかり効いていて手持ちでも大丈夫です。
マイクロフォーサーズなので機構全体が軽く手振れ補正が効きやすいのでしょう。
近接撮影にはもってこいのカメラとレンズです。
これは木の幹から咲いていた桜の花で、かなり寄って撮りましたが、これでも最短撮影距離までかなり余裕がありました。
絞り開放での撮影ですがオシベに付いている花粉がはっきり写っていて良い感じです。
しかし弱点はあります。
弱点はあるけど良いカメラ
このカメラの場合、もう少し日差しがきつくなるとこういう撮影では花弁が白飛びしてしまいのっぺりとした絵になってしまいがちです。
これはセンサーサイズが小さい(マイクロフォーサーズ)ことと、センサーが古いことが関係していると思います。
この点を除けば小型で持ち運びしやすくレンズ交換も出来て形が私好みで大変素晴らしいカメラです。
何といってもファインダーがあるのが助かります。
最近のPENはファインダーが無く背面の液晶モニターだけでの確認になりますので老眼の私には使えません。
かといってOM‐Dは形が嫌ですので今の選択枝しかありません。
いろいろ撮りました
中央下の花にピントを合わせました。
制限はありますが奇麗に撮れるときは本当に奇麗に撮れます。
上の花のオシベにピントを合わせました。
センサーの古さ故限界を感じますが、柔らかさがあって良いと思います。
赤のグラデーションが潰れてしまっています。
こういう場面ではフルフレームセンサーが圧倒的に有利です。
焦点距離が短いことで背景が広く写りますので立体感が出ました。
かなり大きく写っていますが、これでもまだ最短撮影距離まで余裕があります。
植物を撮るのに良い季節になってきましたので、機会を見つけて撮っていきたいと思います。
おしまい
OLYMPUS PEN-F で撮る近所の花々 2|Takahiro@明け方の民の調べ (note.com)
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