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大店法廃止がもたらしたもの

サムネは私の家の近所で本日撮影した画像です。

私の住む街にはスーパーマーケットのイズミヤが結構前からありまして、子供の頃からお世話になっております。


シャッター通りの向こうは大店舗

雨の中イズミヤ(画面奥)に向かう女性が歩いている通りは青果店などが立ち並ぶ通りで、ほとんどの店のシャッターは下りたままです。

シャッター通りを抜け大店舗へと向かう女性

イズミヤができる前は近くにスーパーマーケットなるものが存在せず、私は毎日のように母に連れられ駅前の市場(いちば)に食材を買いに行きました。

確か家の近くにイズミヤができたのは大店法が施行される1974年より前だったと思います。

もし出店が遅れていたら通りの商店街は大店法に守られ、活気はもう少し長く続いていたかもしれません。

シャッターが閉まったままの店が目立つ通り

大規模小売店舗法 - Wikipedia

中堅スーパーも危ない

四半世紀に渡り中小の店舗を保護してきた大店法はアメリカの圧力によって2000年に廃止され、その後次々に大きな商業施設が出現しました。

それに伴い小さな八百屋さんや魚屋さんは街から姿を消しました。

最近では私の家の近くにもイズミヤより大きな商業施設が複数できて、ほとんどの食料品や日用品が一つの所で安く手に入るようになりました。

イオンタウン松原

これまで周りの小売り店の客を吸収してきたイズミヤさんですが、今度は客を吸収される番になったわけで、遂に中堅のスーパーが淘汰される時代に入ったのかもしれません。

これって良いことなのか

単純に消費者の立場で考えると一つの所で何でも安く手に入って良いことばかりのように思います。

しかし、より大きいところが小さいところを飲み込んで利益を最大化していく中で競争相手は消えていきチャンピオン企業が思いのままに利益を独占することになります。

これって、一般の国民にとって本当に良いことなのでしょうか。

自分で小売り業を始めようと思っても勝ち目はないし、かといって就職しようにも就職先を選べないので言いなりの条件で働くしかなくなるわけです。

得をするのは巨大企業のオーナーだけで、そこへ向かって利益がぐいぐい吸い上げられる仕組みが構築されているのです。

物が安くて便利かもしれないけど、自分の給料も安くなったのでは何にもなりません。

政治家も彼らの言いなり

大企業の力が強くなれば企業からの献金で成り立っているような政党や政治家はますます彼らに尻尾を振るようになり、国民の生活がないがしろにされます。

この流れはまさしくグローバリズムの流れであり、大店法廃止はそのためのピラミッド構造を強化する手段の一つだと思います。

世界の巨大なお金の流れが分かる金融ITに携わった人が語る「支配者層は完全に存在する」 - 文化・芸術全般 - 専門家プロファイル (profile.ne.jp)

近所の商店街の話から始まって大きな話になってきましたが、ピラミッドは確かに存在し成長を続けていますし、情報がコントロールされ人々は管理されています。

しかも最近は金儲けのためにとんでもなく危ないワクチンを打たせようとWHOまで抱き込む始末で、私たちの富だけでなく命や健康までも奪いとられています。

ワクチンだけではありません他にもたくさんありますよね。

流れを変える方法はないのか

昔がすべて良かったとは言いませんが、もう少し平らな社会というか、支配者の動きを止める方法はないものでしょうか。

私は彼らを悪く言うつもりはありません。

もしみなさんが牧畜業を営んでおられたとしたら、仕事ですから財産である家畜をしっかり管理しようとするはずです。

支配者たちは、それと同じことを私たちにしているだけなのですから、彼らは悪いことをしているとは思っていないはずです。

しかし、私は支配されるのが嫌なので何とかしたいと思っておりますし、それができるのです。

その方法は、

みんなでNOを突き付けることです。

数は支配者より被支配者の方が圧倒的に多いですので下の方が言うことを聞かなくなったらピラミッドはおしまいなのです。

羊の群れがどんなに大きくても、少数の牧羊犬が羊を管理し、その牧羊犬に尻尾を振らせることができていれば問題はありません。

しかし、それが崩れるときは一気に崩れます。

お氣づきでしょうか?その兆候、いろいろ出てきてますね。

2024年は転換点になる ような氣がします。

おしまい

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