NRAから見たM1ライフルvol.4

Ⅰ. 初めに

　今回は1940年10月号に寄せられた読者投稿を読んでみよう。
　なお読者投稿は2件あり、2つともM1ライフルへの批判である。

Ⅱ. ガーランド批評

　これを読み何らかのひらめきを得る事を願っています。
　主は何かしなければいけない事を知っています。
　私は最近、Garand氏の失敗作のコピーを持って射撃場で午後を過ごしました。そして25年も軍用銃を扱い、2年間の狙撃手、戦闘と、多くの将校と下士官を観察し訓練してきた経験から言うに、このライフルが2つの重要な点で変更されない限り、普通のボルトアクションを装備し、訓練と熱意に溢れる敵部隊に対して勝てないと私は予言します。
　・16発撃つとライフルは金属部の周辺が熱くなり過ぎて触れなくなる。
　　32発後には露出した金属に触ると手に水膨れができる。これでは銃剣の
　　グリップとして実用的ではありません。
　・これらの金属部分は手が触れる事ができないように配置すべし。

Ⅲ. 老いたライフルマン

　老人の空想の春に。
　愛について考えることは決してありません。 彼はむしろライフルを取りたいと思っていました。
　1.マガジンは、最初のショットが発射された後、ボルトの前で跳ね上がるためです。
　2. クリップが「ジャンプ」すると、再び押し下げることはできず、取り外して、カートリッジを充填するか、廃棄する必要があります。マガジンは、いかなる状況においても、部分的に充填されたクリップを受け入れません。
　4. クリップが利用できない場合の単一の装填は、アクションを行うために両手が必要であり、ライフルを下に置くか、他の方法でそれを支える必要があり、可能性のあるターゲットから目を離す必要があるため、実用的ではありません。
　5.クリップから弾薬を取れないため、オートライフルマガジンやMGベルトの装填には使用できません。
　6. わずかに変形したクリップは、まったく機能しません。
　7.クリップは理想的な条件下で装填するのが難しいため、射撃で弾薬を回収することはほとんどありません。上記の要因を考慮したこの機能は、このタイプに対して決定的なものになるはずです。 （第三に、武器を自動的に機能させるために必要なグリースの量は非常に多いため、目をグリースの霧から保護するためにメガネを着用する必要があります.この飛んでいるグリースの霧はすぐにメガネを覆い、干渉するほどになります。第 4 に吹き飛ばされた薬莢から射手を保護し、土や泥からボルトを保護するのは不十分である。これらの 2 つの項目は無視されるかもしれないが、最初の 2 つは無視しえない)
　私は下院議員と上院議員に手紙を書いており、他の人にも手紙を書くように勧めており、歩兵委員会が他の利用可能なタイプの半自動銃に対してこのライフルの実際のテストを行うか、Model1917 の製造を推奨するよう要求しています。これは、現時点で私たちの最高の戦争用ライフルです。 （絶対にばかげており、確実に実行できます!!すべての軍事目的での優れた信頼性のために、狙撃兵としてのスコープ付きのスプリングフィールドを捨てました！）信頼できる自動装填式ライフル (またはモデル 1917!!!) をめぐる戦いをあきらめないでください。

Ⅳ. 参考文献

　Internet Archive, The American Rifleman 1940-10: Vol 88 Iss 10 : Free Download, Borrow, and Streaming : Internet Archive , P.44, 2023-01-04閲覧