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100歳。今日も楽しい(本要約・感想)

こんにちは!
たかです


本日はこの本

吉沢久子さんの「100歳。今日も楽しい」です

この本との出会いは図書館でなんとなく棚を見ていて気になったから

100歳ってまずすごくないですか!?

で、100歳ってだけでもすごいのに
本をかけちゃうくらいに元気っていうのが凄すぎる
一人暮らししているみたいですからね!

僕の父方の祖母は88歳で亡くなっています。
もう80歳になったら認知症になってしまう人は多いし、
祖母も祖父もなっていました

でも、それ以上に長生きして元気でやっているお年寄りだからこそ
お年寄りの知恵というか、生き方の哲学があるんじゃないかな
と思ったのです。

しかも、この写真を見ると
お年寄り特有の痩せこけた感じではなくて
いい感じでぽっちゃりしていらっしゃる(マジで褒め言葉)

ものすごく健康そうです



本の最初にある文が

「私は、あまり自分が年をとったと思っていないんです。」

から始まる

もう衝撃 笑
心が若いってことなんだろうな

いつも楽しいと思う気持ちが大切と言っているし、
年を気にしないことも大切

気にしないというのも無理に若作りするわけではなくて
年をとったことを誇らしく思うような感じ

いやーこういう可愛いおばあちゃんのようになりたいですわ



何気ない日常から小さな驚きや小さな喜びを感じることが
本当に上手なんでしょうね

お年寄りというと、
「まぁ、世の中そんなもんだろ」
のようにある種悟っているかのようにいう方がいますが、
そうなっちゃうとボケへの一直線コースなのかなと

小鳥をじっくり眺めたり、
空をみたり、
庭のお花を見たり

そんなところも面白いことでいっぱい!

やっぱり日常をつまらないものにしているのは
自分自身なんだよなって思います


今はあんまり僕自身には響かないけど、
こんなところが引っ掛かりました・

久子さんの姑が言っていた
「その年にならないとわからないことは、いっぱいあるのよ」

若い時にはよくわからない買ったことがわかるようになって
人生が味わい深くなるってことらしい

正直今の自分にはわからない。
でも、人生の大先輩がそう言っているのだから多分そうなんだろうな

そう考えると、年を重ねるのも悪くない
80代になっても元気に楽しみながら生きられる
そう思ったようです。


第3章では人生相談のお悩み回答だったり、
久子さんからのメッセージが書かれています。

嫁姑問題が拗れてしまった時の考え方とか
そういうのが載っていて
自分には直接関係ないながらも、

「あー確かにこうしたら上手くいくな」
と読んでいて思いました。

おばあちゃんの知恵すごすぎる
カウンセラーになってるよって笑

・自分のことは自分で考えよう
・相手のことは相手に考えさせよう
・辛い時は気持ちを吐き出して
・気持ちを伝えないと伝わらないよ
・夢中になれるものを見つけて

ごく当たり前ですが、
パニックになると忘れてしまうもの

それをご自身の経験からお話しされていました。


そして本の最後では

もう100歳になるけれど、特別な目標というものはありません。
ただ、与えられた命だけは、ちゃんと生きないといけないと思っています。
だから、いつまでも前向きに生きていこうと決めています。

と締めくくっています。
100歳の方の言葉、重みを感じます。

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