もしドラの感想

ピーター・ドラッカーの『もし高校野球のマネージャーがドラッカーのマネジメントを読んだら』の感想になります。
まずは、この本はビジネスマンだけでなく、あらゆる人に役立つ経営のエッセンスがたくさん詰まっていたと感じました。
私は物流会社で働いていますが、この本から学ぶことができることはたくさんありました。ドラッカーは「目標を明確にする」「戦略を立て、実行する」「人材を育成する」「リスクを管理する」など、経営に必要な要素が書かれていて、これらの要素は物流会社でも同じように重要な事だと思いました。
物流会社は、商品やサービスの輸送や保管などのサービスを提供していますが、これらのサービスを提供するために、物流会社は常に効率的な運営を心がけています。
『もし高校野球のマネージャーがドラッカーのマネジメントを読んだら』は、物流会社の効率的な運営に役立つヒントもたくさんありました。
ドラッカーは「無駄をなくす」「コストを削減する」「生産性を向上させる」など、効率的な運営に必要な事も教えてくれます。
この本を読んで特に重要と思われるポイントがありました。

目標を明確にすることで、戦略を立て、実行することで、目標を達成するための具体的な計画を立てることができます。人材を育成することで、競争力を高めることができ、リスクを管理することで、損失を防ぐことができます。無駄をなくすことで、コストを削減することができます。コストを削減することで、会社の利益を向上させることができます。生産性を向上させることで、会社の効率的な運営を実現することができます。
一つ一つ書くと
目標を明確にする: 何を達成したいのかを明確にすることで、方向性を定めることができ、目的意識を持って行動することができる。

戦略を立てる:戦略を立て、実行する目標を達成するために、具体的な計画を立て、実行する。

人材を育成する: 組織の目標を達成するためには、人材の育成が重要。

リスクを管理する:リスクを管理することで、損失から守ることができる。

無駄をなくす: 無駄をなくすことで、コストを削減し、生産性を向上させることができる。

コストを削減する:コストを削減することで、利益を向上させることができる。

生産性を向上させる: 生産性を向上させることで、時間や労力を節約し、利益を向上させることができる。

これらの点は、会社にとっても重要であり、この本から学んだことは、会社の効率的な運営と成長につながると感じました。

また、この小説は、チームワークの大切さを教えてくれました。登場人物の川島みなみは、ドラッカーの『マネジメント』を読んで、野球部のメンバー一人ひとりの強みと弱みを理解し、それぞれが自分の役割を果たせるように導きました。この川島みなみは良く色々な事に気が付き発想力も相当高く、なにより行動力がありすぎと思いました。私の周囲には、ここまでの行動力を持った人は、本当にごくわずかです。ですがメンバー一人ひとりが同じ目標に向かって、個人個人の長所を活かしながら、様々な分野で効率良く行動した場合、物凄い力が出ると思いました。
この小説は、また、目標設定の大切さも教えてくれます。川島みなみは、ドラッカーの『マネジメント』を読んで、野球部の目標を明確に定めました。その結果、野球部は甲子園を目指すという目標に向かって一致団結して努力することができました。ですが、現実は小説のように皆が同じ目標に向かってやっていけるかと考えると、かなり難しいと感じました。しかし、そこをクリアしなければ成果は半減とまではいかないと思いますが、減少または時間を要する事になります。やる気を出す「やる気スイッチ」が目に見えれば、すぐにみんなのやる気スイッチを押したいですね。
最後に、この小説は、変化に対応することの大切さも教えてくれました。川島みなみは、ドラッカーの『マネジメント』を読んで、野球部の環境が変化していく中で、柔軟に対応することができました。その結果、野球部は甲子園に出場することができ、優勝までしました。
個人的には、何か所か「おぉっ」と思った部分がありまして、練習試合で慶一郎がフォアボールで押し出ししてしまった試合後に、慶一郎がわざとフォアボールを出したと思い、次郎が絶対にゆるせないと言った事に対し、加地監督が「そういうピッチャーはいないんだ!」「フォ、フォアボールを出したくて出すピッチャーは、いないんだ」と言った時にジーンときました。また、夕紀さんが病気に負けてしまったのがとても悲しく、涙が出てしまったので、なぜこのような設定にしたのか気になりました。どうにか、この設定を変更して病気に勝つ夕紀さんにしてほしかったです。
「もし高校野球のマネージャーがドラッカーのマネジメントを読んだら」を読み始めた時、そんなに楽しいのか疑問に思いながら読みだしましたが、なかなか楽しく読むことができ、社会に出ている人に多くのことを教えてくれる小説だと思いました。
文章を書くのは苦手なので、おかしな文書の部分もある中、最後まで見ていただき、ありがとうございました。

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