たからか

日記や文字をかくところ

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最近の記事

チョコレートドーナツは美味しい

 特にミスタードーナツのココナッツかかってるやつが好き。黄色いザクザクしたのも好き、牛乳と一緒におやつにしたい。  チョコレートドーナツをみた。有名な映画で、見たい見たいと思っていたけど、なかなか機会と勇気に恵まれなかった。だって見たら絶対落ち込むもん。ヒューマンドラマ系統は好きだけど、視聴後、かなり映画に引きずられる性質だからビビってた。  アマゾンプライムビデオに入ってるな、と思ってからもしばらくかかった。友人と一緒に楽しんてみるものでもなし、疲れて一人で見るものでも

    • まんじゅうこわい

       自分の人生で、私に愛の告白をしてくれたのは4人いる。1人は同性で、3人は異性だ。私はその誰もを傷つけてしまった経験がある。おそらく好意をいだいてくれているのだろうな、と思う相手に対しても同じようなことをした。 「この人は私のことが好きなのだ」と思うと、どうしてか逃げ出したくなる。この人に抱かれるのだろうかと思うと恐怖感をかんじるし、LINEの文章が甘ったるくなると、途端に気持ち悪い、と冷たい返信をしたり、返信する時間をあけてしまったりしてしまう。お付き合いしたい!と思って

      • しろがねこがね

         部屋の掃除をした。云ヵ月ぶりに床を見るレベルの汚部屋の住人だが、たまに一気に掃除をする。コツコツこまめに、というのがとことん苦手な性格のために、このまま維持するのがどうしても苦手だ。何かいい方法があるならご教示願いたい。都会で暮らす私を心配した実家から送られてきたアルコールを使って棚なんかをふいていると、新しい家具や生活雑貨が欲しくなってくるから人間は単純だ。  急に秋が深まってきて、季節を楽しむ何かを味わいたい、と思う。月見バーガーも食べたし、芋栗南京も実家から送られて

        • 完全犯罪は完全だから一滴の水も許さない

          「低評価は駄作か」なかなか難しい問題だと思う。最近読んだ漫画の中で、自分の中でこの命題を考えさせる作品があった。 『烏に単は似合わない』  阿部智里 原作の同名小説をコミカライズしたものだ。めっきり小説を読まなくなった自身は寡聞にして知らなかったが、松本清張賞を受賞した著名な作品らしい。ご存じの人はおそらく、この名前だけで「ああ、あのことね」と察することができるのではないだろうか。  感想文なので、以下はかなりのネタバレが含まれている。物語の核心に迫る部分なので、一応先

        チョコレートドーナツは美味しい

          その身は美しいのか

          「箸をきれいに持てない人とは食事したくない」  何かの話題を読んだ友人がそんな風に私に言った。なるほど彼女はしつけに厳しい人なのだ、と理解する。理解はするものの、どうにも天の邪鬼の私は、上記のような断定口調で話されるとなぜだか妙に反論したくなる。彼女は続けて言う、「私だって子どもの頃は下手で泣いたけど、それでもきちんと教えてくれたことを、今では親に感謝してる」  当初は強要されたけれども、学んだ今となってはその価値を理解している。と言い換えられる構文。これは暴力教師だとか

          その身は美しいのか

          やりたいけどやりたくない

           やる気が持続しない。この日記にしたってそうだが、日常生活でも初めては飽きてを繰り返している。 自分の性質なのだと昔から開き直っているきらいはあるが、自分でも「どうして」と思うことが多い。  小学生時代、宿題を出せたことがなかった。 ピアノの練習をできたことがなかった。 いつも学期の始まりには「今度こそはやらねば」と自分でも思っているのに、最初の二日で大体やめてしまっていた。 田舎特融のおおらかな学校だったので、今度こそはという気持ちだけは伝わってきている、と苦笑気味に言わ

          やりたいけどやりたくない

          人の職務経歴を笑うな

          異世界探訪「平成○年から今まで、仕事はなさってないんですね」  私は人材派遣の会社で働いている。吹けば飛ぶような小さな会社だ。事実、コロナという大風に吹かれて飛んでいきそうになっている。私はここでかれこれ5年、求職者のお話を聞いてきた。 入社した時点では「派遣」という雇用形態の存在すら知らなかった。そんなものを知らない小娘が、さした教育もされずに人の職務経歴を聞くことになったのだ。  会社は、事務職を中心とした人材派遣会社だった。事務職を希望する求職者の女性比率は高く、様

          人の職務経歴を笑うな

          こころにうつりゆくよしなしごとを

           この手の書き物が続いたためしがない。一週間続けば優秀だ。家にいくつ書きかけの日記が置いてあるか覚えていない。毎回書き始めたときは「今日から続けたら、いつか時間が経過したとき大事な思い出になるにちがいない」と信じ切っている、最初の数ページで終わったノート。それもそうだ、今の私は暇を持て余してるわけでもないし、心からあふれ出てくる美しい情熱や意欲があるわけでもない。ただ、それでもこうやってまた筆をとるのは、「なにか書きたい」という情動がマッチをこすり私の中の蝋燭に火をつけていく

          こころにうつりゆくよしなしごとを