見出し画像

建築のCFD

なかなかnoteを書けていないのでとりえず久しぶりに文章だけでも手を動かして書いてみようと思う。

最近CFDを勉強する機会があり、いろいろ調べている。
学生時代に建築を学んでいたとはいえCFDのことはあまり詳しく知らなかったが、いろいろ調べたり、専門家の方にお話を伺うととても面白そうな分野であることが分かった。

で、CFDとは何なのか。

Conputational Fluid Dynamics

です。
都市の中の風の流れをコンピューターでシミュレーションする、などなどが建築分野ではありますね。

では、なんでコンピューターでシミュレーションする必要があるのか?
それは、模型を作って実験(風洞実験)を行うのが非常に大変だから。お金もかかるし・・・。だから、3dモデルを作ってコンピューターでシミュレーションさせようというものがCFD。なにより、いろんなパターン(北風の場合、風速●●/mの場合・・・などなど)をサクッとシミュレーションできるところがメリットとしてはある。

じゃあ風洞実験ってやらなくていいよね、とはならない。なぜなら風洞実験で求まる解が正で、あくまでCFDで出す解は風洞実験の解を目指す。

つまり、CFDで出る答えが必ずしも大正解!となるわけではなく、なんとなくそれっぽいシミュレーションや風の流れが可視化されたからと言ってそれを鵜呑みにしてはならないということ。

それじゃCFDでシミュレーションする意味はあるのか?と思うかもしれない。私も正確にCFDのシミュレーションを現時点で行えていないので何とも言えないが、少なくとも汎用のCFDソフトをいくつか試してみてほぼ同じ条件下で同じような答えになることを目指せばいいのではないだろうか。

で、その汎用のCFDソフトについて。
価格が高いです。でもフリーのものもあります。

また、CFDは難しそう!とか、数式を見ただけで吐き気がする、という人もいるかもしれませんがCFDの手順さえある程度知っていればシミュレーション自体は意外とすんなりいけそうだなぁとここ最近思っています。

ということでただ手が動くままに文字を打ったので独り言のようなものになってしまいました。

最後に、
室温20度、入り口側流入速度50m/s
の環境下で鹿(静止状態)のCFD解析をおこなった動画をのせておきます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?