依存と依存症の違いを知ろう。


依存は生きるために必要なこと

私たちは様々なものや人に依存して生きています。

例えば、田舎に住んでいたら「車」が無いと生活がとても不自由になります。現代の人々は「車」に大きく依存していますが、「車」が無いと命を奪われるというほどではありません。

同じように「エアコン」「電話」「冷蔵庫」「洗濯機」「インターネット」なども無いと大変生活が不便になりますが、命を奪われることはありません。

依存症は命に関わる精神疾患

依存症は違います。

「酒で死ねたら本望だ!!」

というセリフが表すとおり、命を捨ててでもその依存行為をやめないこと、
また、このまま続けたら人生が破滅すると分かっているのにも関わらず、
その行為をやめない
のが依存症の特徴です。


時間とお金を費やすのは本人の権利

お酒が好きで、お酒に時間とお金を沢山費やしている。
ギャンブルが好きで、ギャンブルに時間とお金を沢山費やしている。
プラモデル制作に、沢山の時間とお金を費やしている。

というのは、その行為に価値を見出せない他人からみたら、
無駄な馬鹿げたことで、人生の損をしていると思われるかもしれませんが、
人にはそれらの行為をする「権利」があり、それが生きがいである場合があります。

同様に、
ゲームを長時間していて、沢山の時間とお金を使っている
のは、ゲームに価値を見出せない人からみたら、人生を無駄にしているように見えるかもしれませんが、それが生きがいである場合に、それを楽しむ権利を奪うことはできません。

お酒やギャンブルと、ゲームの違い

ましてや、ゲームは賞金を稼いだり、ネット配信で稼いだりすることが出来ます。職業選択の自由を奪うことになります。

お酒を飲むことを極めても、破滅しか待っていません。
ギャンブルをすることを極めても、一部の例外を除いて破滅しか待っていません。

しかしながら、ゲームをすることを極めると、人生の大成功が待っている可能性があります。

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