エコーで瘤を測定するコツ

・大きさの計測方法
サイズより以前から巨大化しているか?
大きすぎて測定負荷ならプローブより瘤が大きく測定困難とレポートに書く。

・壁の厚さに関すること
皮膚上面より2.0mm以下であれば注意が必要。

・巨大化する原因を精査する
穿刺根が集中していないか、上腕動脈血流量が流れすぎていないか、瘤の中枢側に狭窄はないか確認する。

・瘤前後に発生する狭窄の評価
はじめに理学所見。エコーでは短軸断面の断面積評価が良いと考えられる。長径と短径を計測する。瘤前後型狭窄のほとんどは断面が扁平であり、(長軸のみでの)狭窄径による評価は不可である。

長軸で狭窄部位を確認して、狭窄部位を中心に90°プローブの向きを短軸に変えて観察。狭窄径、短軸×長軸、短軸断面積を計測



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