ERCPの患者体位

ERCPは腹臥位で実施する。検査前に自ら腹臥位を取ってもらってから、モニターやマウスピースを装着する。十二指腸スコープを挿入する際に助手が右肩を持ち上げて左側臥位のような状態にすると、スコープを前庭部まで進めやすくなり、前庭部に空気が入るため、幽門輪も確認しやすくなる。幽門輪を越えたところで下行部にスコープを劣りやすくなるように腹臥位に戻す。


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