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デンデラ神殿複合体(ハトホル神殿)に行ってきたので

感想とか注意点とかまとめます。

エジプトオタクではないので、レリーフの説明は間違えているかもしれませんので注意してください(間違いを見つけた方はそっとXのDMとかで教えてくれると嬉しいです)

デンデラ神殿複合体(ハトホル神殿)とは

愛の女神ハトホルに捧げられた古代エジプト神殿。保存状態の良い複合遺跡で、黄道十二宮の星座が描かれた天井でも知られる。

Google Mapの説明より

ハトホルは愛と美の女神で、ホルスの妻です。
ホルスの母と言われることもあるし、他の神様の妻とされることもある。
エジプト神話で誰が誰の妻であるかは割と適当みたいです。

以下は入り口のところにあるレリーフです。
(たぶん)右側の2人が、ハトホル、ホルスだと思います。
左が謎です。

ハトホルとホルスが公式カップルだと思われる

この遺跡の構成について

神殿複合体なので、複数の遺跡があります。
目立つのは

  • ハトホル神殿(真正面にある最も目立つ建物)

  • ローマ時代の誕生殿(入り口右側にある建物)

  • イシス誕生神殿(ハトホル神殿の裏にある建物)

詳細はWikpedia「デンデラ神殿複合体」を見ると良いと思います。

ハトホル神殿とは

一番デカい建物です。
入り口入るといきなりデカい柱と綺麗な天井があり、圧巻です。

エジプト人達が邪魔くさいです

レリーフもきれいに残っています。

天井には黄道十二宮の星座が描かれているようです。
(筆者はどれが黄道十二宮の星座かわからなかったです)

青がきれいに残っています

握手している人間とその後ろにホルスがいるレリーフが神々しくてお気に入りです。

何を意味しているかは全くわかりません

等身大のクヌムもかっこよくて良かったです。

クヌムは粘土で人間を作ったり、ナイル川の氾濫を抑える仕事をしているそうです

レリーフの状態がきれいです。

レリーフの色も非常にきれいに残っています。
修繕として色を塗り直しただけかもしれませんが…

注意点

さて、注意点がいくつかあります。

  • クレジットカードしか使えない

  • ハトホル神殿の屋上に登るためにはエクストラチケットが必要

  • 地下室に入るためにはエクストラチケットが必要

  • 街の方はおそらく治安が良くない

クレカは必ず持っていきましょう。
visaが使えました。

エクストラチケットについて

エクストラチケットが2つありますが、おすすめは屋上です。
ハトホル神殿の屋上からQenaの街を一望できます。

ハトホル神殿のここに登れるイメージです。

神殿の屋上に登った経験ははじめてです

神殿の前庭の写真です。

風が気持ち良いです

地下室は暑いし、狭いし、面白くないです。わたしは10秒で出ました。
興味があれば購入する程度でいいとおもいます。

見どころはデカいアメリカンドッグを持った古代エジプト人のレリーフです。
これが何を意味しているのか全く謎です。

地下室チケットがあれば、別の特別な部屋に案内されますが、そこも退屈でしたし、追加料金として案内してくれた人にチップを渡す必要があります。

地下室チケットを持っていれば案内される謎の狭い部屋です
夢に出てきそうです

治安について

Qenaの街は、個人的には近づかない方がいいと思います。

カイロ、アレキサンドリア、紅海周辺(シャルムエルシェイクなど)、ルクソール、ニュータウン(ニューカイロなど)を除く昔ながらの地域を「ローカルエジプト」と呼ばれることがあります。

「ローカルエジプト」は外国人があまり来ない地域です。
好奇心旺盛なエジプト人は必ず話しかけてきます。
そして、写真をねだってきます。
40枚も50枚も写真を撮るとだんだん嫌になってくると思いますので、注意してください。

10代の若者の場合は、断っても写真を撮るまで永久に後ろをついてくるケースがあります。

また、子供が30人くらい後ろをついて歩いてくるケースがあります。
無視すると石を投げてくるので、適度に相手をしてください。
ただし、相手をすると仲間を呼んで最初30人くらいだったのが、いつのまにか50人以上になったりします。

また、TokTokチキンレースのようなゲームをする若者がおり、TokTokで中国人(アジア人)を轢くギリギリまで迫って、ギリギリで躱わす遊びをして笑うエジプト人をよく見かけます。本当に轢かれることはないと思いますが、危険なのでできるだけ道路側から離れて歩いてください。

参考

説明が多い神殿ではないので、予習していきましょう。
以下の記事がおすすめです。

以下は毎日新聞の2分半ほどの紹介動画です。

河江肖剰さんの動画です。
古代エジプトの最低限の知識があるとより楽しめます。


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