アビドス神殿に行ってきた
感想とか注意点まとめます。
エジプトオタクではないので、レリーフの説明は間違えているかもしれませんので注意してください(間違いを見つけた方はそっとXのDMとかで教えてくれると嬉しいです)
細かいことよくわからなくても、エジプトの青い空ときれいなレリーフのコントラストの美しさを堪能するだけでも非常に楽しいと思います。
アビドス神殿とは
一度死んだオシリスが2人の妹の儀式により生き返った場所で、エジプト神話におけるメッカ的な場所になるそうです。
観光地としての人気は低いですが、エジプトの文明を理解する上では最重要の遺跡の一つです。
エジプトの有名な神様がたくさん描かれていて、しかも非常にきれいな保存状態で残っています。
迫力がある大きなレリーフです。
色も残っていてきれいなレリーフが3面にあり、天井には星が並んでいます。
特に注目するべき場所
正面にある一番大きな建物である「セティ1世葬祭殿」だけではなく、以下にも注目しましょう。
王名表
オシリオン
王名表
これは「セティ1世葬祭殿」の中にある通路のレリーフです。
歴代ファラオの名前が76人分書かれているそうです。
この「王名表」からしか確認できないファラオもいるため、非常に評価が高いそうです。
オシリオン
ここがオシリスが復活した場所です。
ここで、オシリスの妻であるイシスは不倫相手のネフティス、不倫相手の子供のアヌビスなどに協力してもらい、オシリスを復活させました。
セティ1世とラムセス2世の見分け方
ヒエログリフをよく見ると、横長の丸で囲ってある文字があると思います。
それがファラオの名前になっているので、それを探しましょう。
セティ1世
以下の3つの組み合わせを探しましょう。
縦書きのものもあります。
これはセティ1世を意味する紋章です。
左側の縦長の丸を見ると、「丸」、「体育座りの膝から草が生えている」、「毛が生えた四角」の組み合わせなのでセティ1世だとわかります。
横書きのときと順番が変わっているので注意ですね。
ラムセス2世
こちらは有名なヒエログリフなので、「ラムセス2世 ヒエログリフ」で検索するとよりわかりやすい記事が見つかると思います。
注意点
野良・案内人に注意
野良の案内人に案内してもらうと、チップを請求されます。
拒否してもついてきます。
野良の案内人の案内は正確ではないので、聞く必要がないです。
セティ1世はラムセス2世の父親なのですが、彼らは逆の説明をしてきました。
わたしは600EGP(当時のレートで1,800円くらい)を請求されましたが、支払う必要はないです。
ただし、彼らも生活があると思うので、完全に拒否するのではなく5〜50EGPほど支払ってあげると良いと思います。
わからないことがあれば、入り口にいる正規の案内人に質問しましょう。
レリーフやヒエログリフの意味を正確に説明してもらえました。
チップも要求されませんでした。
参考
説明の多い神殿ではないので、予習をしていきましょう。
以下の記事がおすすめです。
正確性よりエンタメ重視だとは思いますが、中田敦彦さんの動画で古代エジプト神話の流れを学んでから行くと楽しさ10倍です。
後編の動画の3:40あたりからアビドス神殿で起きる「オシリス復活の儀」の話題になりますが、衝撃的な話題からはじまるので、前半の動画から順番に観ることをおすすめします。
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