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【まとめ】USバンクの必ず知っておきたい8つの事

こんにちは!TAKAです。

今回はアメリカはミネソタ州ミネアポリスに本拠を置く、最大規模の地方銀行、USバンコープ(以下、USバンク)について書きます。

ユニオンバンクからUSバンクに移行したはいいけど、USバンクの制度に不安がある方もいるかと思います。

【この記事を読んで得するポイント】

  • USバンクの金利や口座について詳しくなれる。

  • USバンクの休眠口座の取り扱いについて知ることができる。

  • USバンクの解約の仕方が分かる。

  • アメリカの銀行の預金保護制度について知ることが出来る。

  • ペーパーレスの手続きの仕方が分かる。


USバンクの口座について

川に映る瀟洒な建物

チェッキング口座とセービング口座の違い

〇チェッキング(当座預金)口座とは?

利子はつきませんが、基本的に利用料は無料。
デビットカードや小切手を利用した場合はチェッキング口座から支払われます。

〇セービング(普通預金)口座とは?

貯蓄用の口座で利子がつきます。(微々たるものですが)
口座維持手数料無料の条件がチェッキング口座よりゆるいので、クライアントからの報酬など受け取るだけなら、こちらの方がお得。

USバンクの口座維持手数料と無料の条件

USバンクのチェッキング口座は”U.S.Bank SMARTLY CHECKING”と呼ばれるもので、手数料無料の条件を満たさない場合、口座維持手数料が6.95米ドルかかります。

また、セービング口座については4ドルです。

〇チェッキング口座の講座維持手数料無料の条件

  • direct deposit の月合計入金額が 1,000ドル以上

  • 平均預金残高が 1,500ドル 以上

  • 有効なU.S.Bank クレジットカード保有者

〇セービング口座の条件

● 月次積立残高を1,000ドルに維持する
● 最低日次残高を300ドル以上維持する
● 口座名義人が18歳未満

上記の3つのいずれかを満たしていればOKです。

USバンクの金利

 オンラインバンク履歴

USバンクの金利は公式発表では未定とありましたが、オンラインバンクの履歴を見てみると、2か月ごとに0.0001%の金利がついていることが分かります。

おまけに”Federal Withholding on Interest Payment”(連邦政府による源泉徴収)までされているのですが、これは返ってくるのでしょうか?;

以上のようにアメリカの金利収入は微々たるものですが、今すぐ使う予定のないお金なら預けておいて損はありません。
なんせ世界一信用のある通貨、米ドルの口座なのですから。

休眠口座の取り扱い

アメリカの銀行を使わずに放置していた場合、どうなってしまうのでしょうか?

  • 1年間口座を放置した場合

非アクティブ口座(inactive account)となります。

この段階ではまだ通常の取引が出来、影響はありません。

※たとえば「ATMからの現金の引き出し」、「ACHによる出金」、「クレジットカードの支払い」、「小切手の支払い」等の口座の取引きがなかった場合にこの状態になります。
基本、出金を行っていれば大丈夫です。

※未確認ですが、オンラインバンクにログインさえしていれば休眠口座にはならない、という情報も。

  • 2年間口座を放置した場合

口座凍結(Dormant account)となり、まったく取引が出来ない状態になります。
口座凍結になると銀行から重要なお知らせが届きます。

  • 3年間以上口座を放置した場合(州によって異なる)

資金が州に移管されます。
こうなってしまうと資金回収はかなり面倒になるようなので出来るだけ避けたいところ。
対策としてはオンラインバンクに1年に1回はログインしてお知らせを見る、など挙げられますが、基本取引のない口座は放置しない事です。

日本でも放置口座に対して手数料を取る銀行が出てきています。

○こちらの記事はUSバンクからの出金の仕方について書いた記事です。

口座解約の仕方

僕はまだUSバンクの口座を解約したことはありませんが、口座を解約した人のブログ記事があったので載せておきます。

USバンクの公式にも電話で解約できると書いてますので問題ないです。

もし、口座を解約しようとした場合、口座の残高をゼロにしてから解約手続きをした方が良いです。
こちらの記事を読んでワイズ(Wise)の国際送金を使えばお得に送金できます。

米国の預金保護制度について

たそがれる人影

米国の預金を取り扱う金融機関は米連邦預金保険公社(FDIC)に加盟が義務づけられています。

USバンクも例外ではなく、加入しています。

FDICは米国の金融機関が破綻した場合に、一定額の預金などを保護するための預金保険制度を運営しています。

また、金融機関の健全性を監督し、破綻処理では管財人の役割も果たします。
1口座あたりの預金保護上限は25万ドル(約3750万円)

USバンクのペーパーレスの手続き

夕焼け

ユニオンバンクは無料でしたが、
U.Sバンクからは郵便が有料($2)になりました。
ペーパーレスの手続きをしていれば費用はかかりません。

〇ペーパーレスの手続きの仕方

USバンク

USバンクのオンラインバンクにログインして、メニューから"Accounts"を選択して、”Statements”をクリック。

USバンク

右下のメニューから、"Paperless preferences"をクリック。

USバンク

Choose digital statements and documents for all eligible accounts.(対象となるすべてのアカウントに対してデジタル明細書とドキュメントを選択します。)
にチェックして"Save"ボタンをクリックすれば完了です。

W-8BENフォームとは?

先ごろ、USバンクからエアメールが届いて開けてみると"W-8benフォーム"が入っていました。

〇W8-BENフォームとは?

W-8BENは「米国源泉税に対する受益者の非居住証明書」と呼ばれる、米国の内国歳入庁(IRS)へ提出する書類です。日本に居住しながらアメリカに預金をお持ちの場合、アメリカ国内で発生した利息や配当は日本での課税対象となります。そのため、口座のあるアメリカの銀行では、誤って源泉徴収することを防ぐため、この書類をもとに処理を行っています。

W-8BENの提出は3年ごとの更新が義務付けられています。

https://jp.cpb.bank/faq/about-w-8ben

どうやら3年ごとの更新が必要のようですが、必要事項を書いてサインしてUSバンクに送り返せばいいだけなので簡単。

【まとめ】USバンクの必ず知っておきたい8つの事

  • セービング口座で300ドル、チェッキング口座で1500ドル以上口座に入っていれば口座維持管理手数料は無料になる。

  • USバンクの普通預金の金利は0.0006%程度。

  • アメリカの銀行では休眠口座の資金は州に接収される恐れがある。

  • 1年に1回、資金を出金していれば休眠口座になる心配はない。

  • USバンクの口座解約は日本語対応のコールセンターに電話で解決。

  • アメリカの金融機関の預金保護上限は25万ドル(約3750万円)まで。

  • ペーパーレスの手続きは簡単。

  • W8-BENフォームは3年ごとの更新が必要。

以上の8つでした。

USバンクに口座を持っている人が気になるであろう事があれば、またその都度記事にしていきます。

ここまで読んでいただいて本当にありがとうございます。

もしこの記事を読んで参考になった方いましたら幸いです。 

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ではまた、次のnoteの記事でお会いしましょう!

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