いつまで自分はこうしているのだろうか。
いつまでも自分はこうして嘆いているしかないのか。

気づいた時にはもう取り戻せないことの数々がどこまでも光り輝いていて、
まるで俺を嘲笑っているようだ。

笑われて、希望がどんどん色褪せてきて、もう手に入らないことがこれ以上増えてほしくない。だから動くのが怖くなる。
動いたら動いた分だけ人と会って、話していくうちに希望が湧いてきて、その希望が光り輝いてまた手に入らないものに変わっていきそうだから。
やめてほしい。これ以上照らさないでほしい。まぶしい。

消えてなくなりたいと思っているのは、酒が入り過ぎたからだ。働き過ぎたからだ。
働いてすり減らして、すり減らして罪を犯していく。カルマが溜まっていく。なんで自分は自分なのか。

誰の希望にも答えられない。誰からの希望も受け取れない。
誰との繋がりにも応えられない。保つことができない。

全部嫌いで、全部が狂おしいほどに好きだ。
だからこそどうしようもない。
希望がなくなっていくのは、全てが嫌いだからだ。
絶望が育っていくのは、好きなものが不安だからだ。

いろいろなものが生まれて育って、廃れて無くなって、思い出になって記憶から消えてく。

もうダメなのかもしれない。

散々生きてきていまだに成長していない感覚。現実を捉えることができない虚しさ。人と向き合うことの虚しさ。できないことだらけだ。

もうなんでここまできて自分は地獄を見続けるのか。ハイボールを5杯飲んだだけで地獄の存在を近くに感じている。馬鹿らしい。早く寝たほうがいい。

寝たほうがいい。




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