投手のJK ブルペンでやっておくべきこと

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不定期ですが、過去のメルマガからピックアップして紹介していきます。


通算176勝の左腕・星野伸之投手(阪急・オリックス—阪神)の

『真っ向勝負のスローカーブ』より紹介します。

「ブルペンの投球練習で3種類の球を持つ僕には、6パターンの練習が必要である。

ストレートを投げた後のカーブ、ストレートを投げた後のフォーク、

カーブを投げた後のフォーク、さらにそれぞれの逆もあるので

3×2=6パターンの想定をしなければならない。それが実戦的な練習だ。

ストレートならストレート、カーブならカーブと、

同じ球種を何球も続けて投げ込むことも必要だけれど、

実戦で前の球と違う球種を投げるとき、

微妙に感覚が狂って失投してしまうケースを考えれば、

この6パターンの練習はぜひしておかなければならない。

試合で実際に投げるケースを常に頭に描きながら練習しないと、身にならない」

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ただ投げるだけがブルペンではないということですね。

常に試合を想定する。試合でやることは、同じようにやっておく。

普段やっていないのに、そのときだけやろうとするのでは、

失敗する確率は高くなります。

試合のための準備をする。それがブルペンということです。

球種が多ければ多いほど、組み合わせは増えます。

同じ球種を続けた後の、球種の変わり目は抜ける球が増えるもの。

それをなくすための準備ですね。

球種が多いということは、やること(準備すること)も増えるということです。

もちろん、ストレートだけ、カーブだけ投げる日も必要でしょう。

外角低めのストレートの精度を高めたいから

そればかり投げるという日もあっていいと思います。

でも、それだけではいけない。

やっぱり、試合でどれだけ投げられるかですからね。

セットポジションもやれば、クイックもやる。

ピッチドアウト(ウエスト)の練習だって必要です。

試合でやることは全部やっておく。

ブルペンでそれができなければ、試合でできるわけはないんですから。

<試合で想定されることはすべてブルペンで練習しておく。

 ブルペンでも常に試合を想定して投げる>

ただ「100球投げました」という練習ではなく、

「●●を想定して、100球投げました」といえるようになっていきましょう!

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