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TRPG制作日記(129) ゲームマスター

ゲームマスターとはTRPGで重要な役割を果たす進行役です。語り手、あるいはキーパーと呼ばれることもあり、『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』TRPGはゲームマスターが語る物語に、他のプレイヤーが自分のキャラクターの行動を伝えることで成立します。

『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』TRPGは数人が集まり和風世界のキャタクターを演じる即興演劇です。参加者はゲームマスターとプレイヤーに別れてゲームマスターはシナリオを読み進行を担当して、プレイヤーはキャタクターシートを読んで登場人物を演じます。

現在、このTRPGのルールをまとめたルールブックを制作中です。このルールブックは以下の構成を予定しています。

1はじめに
 2世界観
第一部
 3カードプレイヤー
 4行為判定と衝撃
 5アマテラスカード
 6対戦
 7自己肯定感
第二部
 8ゲームマスター
 9セッション
 10シナリオ制作
 11神仏と妖怪
 12アマテラスワールド
 13秘された記録

昨日は投稿できずに申し訳ありませんでした。今日から、第二部について書いていこうと思います。


『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』TRPGは第一部と第二部に別れていますが、第一部はプレイヤーとゲームマスターの両方が必要とする情報が書かれています。

いっぽう、第二部はゲームマスターのみが必要な情報が書かれており、その一番初めの第八章の題名はまさに「ゲームマスター」です。


『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』TRPGにおけるゲームマスターの役割は重要であり、セッションが成功するかどうかはゲームマスターの努力により決まります。

このページの初めの説明で、参加者はゲームマスターとプレイヤーに別れてと書きましたが、ゲームマスターが自分で企画してプレイヤーを集めてセッションを行うことも珍しくはありません。

ゲームマスターはルールブックを読み、シナリオを読み、そして仲間を集めてセッションを開催します。ゲームマスターはTRPGの起業家であり、そしてチームのマネージャーです。


この第八章「ゲームマスター」には、ゲームマスターの心得やセッションを運営するための情報などを書きたいと思います。

ただ、私自身がゲームマスターの経験がないので、今のところは本から集めた情報になりそうです。

とはいえ、これは弱点だとは思っておらず、むしろこのルールブックの強みだと思っています。

ゲームマスターは人が行い、そして人は誰もが置かれている環境が同じで張りません。女性と男性でも異なるでしょうし、年齢が異なればゲームマスターに要求される性格は異なってくるでしょう。

そのため、ゲームマスターを行うということは、自己啓発本に書かれている実用的であるというよりは執筆者が教えやすいリーダーシップではなくて、自分らしいリーダーシップを発見することです。

ルールブックには、これらのことを書こうと思っています。


『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』TRPGは既成キャタクターシートやアマテラスカードゲームだけではなく、【案内役】という特別なキャラクターが存在しています。

この案内役はNPCですが、普通のカードプレイヤーと同じようなキャラクターシートが用意されており、まさにゲームマスターが使用するキャラクターとして機能します。

実際、もともとのコンセプトでは案内役はキャタクターそのものであり、このTRPGはゲームマスターがキャラクターを通して他のキャラクターとTRPGをするという方向でした。

しかし、私自身がTRPGにそれほど詳しくなく経験もないので、ここでは保守的にゲームマスターが演じるNPCとして設定しています。


案内役がぜひ必要だと感じたのは、初心者が集まったセッションではプレイヤーたちが迷子になることが多いからです。

私たちの時には、ゲームマスターが何をすれば良いのか教えてくれましたが冷静に考えれば、ゲームマスターが手取り足取りプレイヤーを導くのは物語の世界観を破壊してしまいます。

しかし、旅を共にしてくれるNPCが活躍してくれるセッションなどでは、その旅を共にしてくれるNPCが助けてくれるので、ゲームマスターの助けは物語に組み込まれて自然になります。

このアイデアを『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』TRPGは取り入れました。

また、ゲームマスターの方々の意見を聞いたところ、そういうNPCがいると自分もプレイヤーと一緒に楽しめるので楽しいという話も聞きました。そのため、『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』TRPGのシナリオでは案内役というキャラクターを義務づけるつもりです。


第八章「ゲームマスター」は、TRPGにおけるゲームマスターの役割と案内役について書くことになるでしょう。

特に、案内役はプレイヤーが演じるカードプレイヤーとほとんど同じですが異なるところもあるのでそこを中心に書いておこうと思います


今日は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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