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TRPG制作日記(132) 神仏と妖怪

『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』TRPGの舞台となる仮想世界アマテラスワールドは神仏と人間、そして妖怪たちが暮らす世界です。この世界では三つの種族が共存したり対立したりしながら生活しています。そして、アマテラスカードゲームはときには彼らの争いの決着を付けるときに使用されることがあります。

『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』TRPGは和風世界のキャタクターを演じて楽しむ即興演劇です。参加者はゲームマスターとプレイヤーに別れて、ゲームマスターは進行役となり物語を語り、プレイヤーはその物語の登場人物を演じます。

現在、このTRPGに関する情報をまとめたルールブックを制作中です。このルールブックの構成は以下を計画しています。

 1はじめに
 2世界観
第一部
 3カードプレイヤー
 4行為判定と衝撃
 5アマテラスカード
 6対戦
 7自己肯定感
第二部
 8ゲームマスター
 9セッション
 10シナリオ制作
 11神仏と妖怪
 12アマテラスワールド
 13秘された記録

今日は十一章「神仏と妖怪」について書きたいと思います。


TRPGで遊んだことがある、あるいはVRMMORPG小説を読んだことがある人は聞いたことがあるかもしれませんが、TRPGのキャラクターにはPCとNPCの二種類が存在します。

PCはプレイヤーキャラクターのことで、NPCはノンプレイヤーキャラクターのことです。プレイヤーキャラクターはプレイヤーが演じるキャラクターであり必ず演じるために必要な情報の一式、キャラクターシートが存在しています。

いっぽう、NPCはプレイヤーが操作しない神仏や妖怪たちであり、プレイ中はゲームマスターにより操作されます。プレイヤーが物語の世界で出会う登場人物たちがNPCです。


さて、『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』TRPGは宇宙都市で暮らす高校生たちが仮想世界アマテラスワールドでアマテラスカードゲームのランク10を目指すゲームです。

高校生たちはアマテラスカードゲーム(ACG)のプレイヤーなので、カードプレイヤーと呼ばれています。

ランク10を目指す過程において、カードプレイヤーたちはアマテラスワールドの住人たちと交流します。

そして、そのときに交流する神仏と人間、妖怪たちのなかでも代表的な人々が書かれているのが、この十一章です。


ここでアマテラスワールドの社会について簡単に説明しておきますが、物語上の設定として、アマテラスワールドは超高度汎用人工知能である布袋尊が創造した仮想世界です。

アマテラスカードゲームという遊戯で遊ぶための世界ですが、原住民と呼ばれる心を持つ汎用人工知能たちが暮らしています。

この世界は布袋尊を中心とした七福神という最高管理者がおり、彼らから権限を与えられた管理者たちと共に運営を行っています。

七福神と管理者たちは、ときには催しを開催したりして、宇宙都市から来たカードプレイヤーたちをもてなします。この点において、アマテラスワールドは遊戯用仮想世界なのです。


十一章「神仏と妖怪」に関しては、「神仏と人間、妖怪」にいう表現に変えた方が良いかもしれません。

なぜなら、この『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』TRPGの重要人物である安倍晴明などは人間であり、そして彼はこの十一章に書かれるからです。

この章に書かれる予定なのは、

七福神、

代表的な管理者、

重要人物

です。代表的な管理者はぬらりひょんや玉藻前が含まれます。


原則として、『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』TRPGに登場する神仏や人間、妖怪たちは現実世界にいる神仏や人間、妖怪たちです。

七福神は布袋尊や毘沙門天ですし、管理者のほぼ全員が有名な神仏と妖怪たちです。

理想的には、この章は神仏や妖怪たちの辞書となることを期待しています。


TRPGの、計画がはじまってプレイが終了するまでの一連の流れをセッションと呼びますが、一つのセッションにおいてゲームマスターはプレイヤーが演じていないすべてのキャラクターを演じなくてはなりません。

しかし、セッションを開催するためにこの章の情報は必要としないように正規シナリオは制作する予定です。

実際、シナリオにはそのシナリオのPCとNPCのすべてについての情報が必要なだけ書かれています。

そのため、この章はセッションの運営やプレイではなく、シナリオ制作のために存在しています。


シナリオには『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』TRPGの運営側が準備する正規シナリオと、ゲームマスターやシナリオ制作者が自分達で制作するオリジナルシナリオが存在しています。

この章はオリジナルシナリオを制作するためのデータです。ゲームマスターやシナリオ制作者はこの章を読んで、どのような人物を自分のシナリオに登場させるかを考えます。


小説版『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』の書籍を販売しています。興味がある人は読んでいただけると嬉しいです。

『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』


今日は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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