調子が良さそうだ
たくさんの予期不安のせいで体調がすこぶる悪かった。4月はたくさんのことが動く。対応するのが難しかったのだが、乗り切ったら開放感と安心感で悩んでいた事が通り過ぎていった感じになった。
絵について
今何を描こうか。描きたいものをパッと描いている。ただ、自分がちょっと気になるなーと思う作品はなんて事のないものを描いていたりしていて、見る人もなんて事のないものがどうやら好きみたいだ。
用は客観的に表現されたものは見る人も自然に身体の中に入ってくる。だから、部屋に絵を飾りたくなる様な絵なんだと思う。それが生活を豊かにする様な絵だと見る人は思ったりするんだろう。
例えば詩的な絵を描くには直接的な表現でなく窓辺の風景を描く様な寄り添った奥ゆかしいものに人は惹かれるのかもしれない。僕もめちゃくちゃそう思える。
でも、そうではなくて個人的なものを描く画家や絵はあって、目的は描く事そのもので対象は自分の気持ちや感情をそのまま絵に込められて一見見る人は圧倒されるが、スーッと入ってこなかったりする。
ただ、この手の作家は自分の生きる事と絵を描く事が深いところで繋がっていて切っても切れないもの。
岡本太郎の言う美術は呪術だ。と言うのが正しいのなら表現はまじないであり、祈りだ。そして、人間は苦しみや悲しみは表現はしないと解消されない。そして、人は皆苦しみの中を彷徨い救いのために表現している。そんな、生きる事の根源に触れた様な作品はまた誰かの心を癒し生きる事の救いになる。
綺麗事の様に聞こえるかもしれないがそんな作品をいつか描きたいし、今も描いているつもりで描いている。
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