きっと大丈夫

個展が近づいてきて不安な気持ちが押し寄せてくる。妻に何度も絵を見せて同じような相談をする。

おまけに仕事の人間関係の悩みも重なり毎日毎日目一杯だ。

身体がカチコチになって気力が湧いてこない。

前回の個展に向けてのブログを読んで少し感覚が戻る。

思えば大阪でやった個展前は少しパニック状態になった。山の様に作品があるのに展示する作品が無いと意味のわからない事で不安になっていた。

妻は人が手にとって明るい色の花の絵をもっと描いた方が良いという。
確かに。個展をするのは企画だとは言っても金はかなりかかる。無名の俺が黒字になる自信は全くないので妻の言う事は最もだ。

今回2021年から現在まで少しずつ描いた小作品が中心になるだろう。

ここまで過去の作品を出す理由はSNSを除き未発表作品が多いという事もあるが、かといって全て最新作でのぞむ余裕は全然ないからでもある。

自分の過去の作品は過去の作品で愛しているかどうかといえば不思議なことにどんどん忘れていくので、俺の中で葛藤はある。

ただ、これが俺の働きながら少しずつ出来てきた目一杯の作品たちだ。

前回も言ったように一つ一つがその時その時自分を救ってくれた者たちだ。だから、宝物なんだと思う。
展示するにあたり恥ずかしい事は何一つない。

だから、感謝して望みたい。
出来ればあと、2ヶ月切ったけど。
新作を何点か増やしたい。

今現在のありのままの自分の姿を見てみたい。

僕を導いてくれた畑の花を描きたいな。
家の近くで調子の悪い時はいつも子供を連れて散歩する。だから、今日も散歩した。
家に帰ってルドベキアを描く。

コスモスがもう少しで一杯になる。

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