ざこばさん

桂ざこばさんが昨日亡くなられたニュース。

読むと彼も30代でうつ病を患って一年全てのレギュラー番組を降板。
そこから、仕事をしながら10数年うつ病と闘ったようだ。
自分が嫌われているんじゃないか?落語が受けてなかったのでは?ネットの誹謗中傷に心を左右されたみたいだ。

歯に衣着せぬ物言いのざこばさんがそんな苦悩があるもんだとは知らなかった。

俺も職場などで態度が大きかったり生意気、勢いがあるとよく思われる。実際身体も大きいし声も大きい。言いたい事は割と我慢できずに相手に言っちゃう方だから、まさか俺が躁鬱なんて誰も思わないだろう。

もちろんこの矛盾に苦しんでいる。
何故こんな元気へっちゃらな様な感じなのに、生牡蠣の様な繊細さ、ストレスを感じやすいのか。

ざこばさんの闘病の記事を読んで自分と似た性質を持つ人間が闘っていた事に安心と共感を持つ。そして、それが10数年かかった事にも。涙ながらに公表していたと言うからよほど辛かったんだろう。

ざこばさんに限らず、有名人の心身における体調不良やメンタルヘルスの公表は同じ病気を抱える俺にとって心配と同時に安心する部分も大きい。

無理しないでー!と思うのもそうだけど、同志的な事を勝手に思っている。

1人じゃない。
人間は根本的に同じ様な悩みに直面し、それと向き合いながら時には逃げたりしながら生きている。

ざこばさん。俺はあんまりあなたの事あまり知らなかったけど勇気を貰いました。ありがとうございます。

心からお悔やみ申し上げます。


追記
本当はこの事を書くつもりじゃなかった。
今日は久しぶりに職場での心が重たくなった感触があったのでそれを書こうとしたけど、自然にざこばさんの記事が日記になった。

大抵たまに書くブログは調子の悪い時が多い。

あー、しかし大谷翔平が言っていた怒りやイライラを考える事がもったいない。
わかっちゃいるんだよなー。
言葉では全てわかっている。
だから、難しいんだなー。

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