【子育て】叱る前にしてほしい3つのこと
こんにちは!(^O^)太陽のトニーです!
本日も『子育てベスト100』(加藤紀子著 ダイヤモンド社)のメソッドを私の経験を混ぜ込んでお話ししていきます(^ ^)
今回はメソッド6「叱る」ー叱るときは具体的にわかりやすくについてです。
ここでは叱り方について書かれていました。このメソッドで私が印象に残ったのは
「冷静になれる場所を作る」という項目。
子どもが感情的になると、大人がいくら言い聞かせても耳に入ってきません。
そんな時、冷静になれる場所を確保するとともに子どもの年齢×1分待つという事。
子どもの年齢×1分と言うのはとてもわかりやすい目安だなぁと思いました。
さて、今回は叱る前にしてほしい3つのことというタイトルにしました。
そもそも、どんな時に叱るのか?しっかりと子どもに届くには何をすべきかと言う事をお話ししたいと思います。
どんな時に叱る?
大きく言うと2つだけです。
①命の危険がある場合
②人を傷つけてしまう場合
①の命の危険と言うのは道路に飛び出してしまうとか、大きな怪我につながってしまうような事をしているとかそう言った場合には叱るべきです。
②の人を傷つけると言うのは乱暴だったり、人が悲しむような事をしてしまった場合です。
叱る前にしてほしい3つのこと
叱るポイントはわかりましたね?では、叱る前に普段から心がけてほしいことが3つあります。
① 普段から子どもをよく観察する
② 普段から子どもの話に耳を傾ける
③ スキンシップをたくさんとる
① 普段から子どもをよく観察する
例えば、兄弟喧嘩をしていたとします。お兄ちゃんが弟を叩き弟が泣いてママに助けを求めてきました。
この場合、どうするでしょうか?お兄ちゃんを「叩くことはいけない」と叱りますか?
確かに叩くのは人を傷つける行為なので叱るべきです。
ですが、子どもたちの様子を良く観察していれば別の見方も出来ます。
お兄ちゃんが集中して遊んでいたのに、弟が割り込んで遊んでいたものをぐちゃぐちゃにしてしまい、困ったお兄ちゃんが弟を叩いてしまった。
お兄ちゃんとすれば集中していたのに邪魔が入ってしまったことが嫌だったのです。
まずはその気持ちに寄り添い、「せっかく遊んでいたのに悲しかったね」と声をかけた上で「でも叩くのは良くないよ。やめてって言えば良かったかもね。」といけない事、その場でどうすべきだったかを一緒に考えてあげる。
こうする事で、お兄ちゃんの気持ちに寄り添いながらいけない事を叱ることができます。
表面上だけを見て叱ると「ボク(ワタシ)の事をわかってくれない!」と反発したり、聞く耳を持たなかったりしてしまうこともあるので、是非とも相手の気持ちを汲み取りながら叱りましょう。
② 普段から子どもの話に耳を傾ける
普段から子どもの話に耳を傾けていないと、肝心な時に子どもは大人の話を聞いてくれない場合があります。
普段から子どもの話を十分に聞き、「ボク(ワタシ)の話をちゃんと聞いてくれる」と言う信頼貯金をしっかりと積み上げなければなりません。
ただ、この貯金、「あれしなさい」「これしなさい」など指示ばかりしていると、すぐに消費されてしまいます。
以前の記事でも書きましたが、子どもの話をじっくりと聞く機会を十分に持ち、目を合わせ、うなずきやリアクションをしながら聞く事で信頼貯金は溜まっていきます。
そして叱るべきところでこの貯金を使えばきっと子どもの心に響く事でしょう。
③ スキンシップみたくさんとる
②の信頼貯金を積み上げるためにも、日頃からスキンシップをたくさん取り、親子関係を十分に良くしておく事も大切です。
子どもは大好きな人の話は良く聞きます。逆に口うるさい人の話は聞きません。
私も気が緩むと口うるさいお母さんになってしまう時もあります。
そういう時はいつも以上にスキンシップをとって軌道修正しています。
まとめ
叱るポイントは命が危険な場合と人を傷つける場合。
叱る前に子どもの様子を観察しどんな気持ちでその行動に至ったのかを考える。
その気持ちに寄り添いながらいけない事を伝える。そしてどうすれば良かったのかを示してあげたり一緒に考えたりする。
より子どもの心に伝わるために日頃から話をじっくり聞いたりスキンシップをとったりして信頼貯金を積み上げましょう。
あなたの子育てを心から応援しています! 最後まで読んでいただきありがとうございました!
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