イメージにとらわれず地域で「自分らしい」生き方を送る25歳男性と35歳女性【軽度知的障害】
※事例に関しては個人が特定されないよう一部脚色して作成しております
新年を迎えるにあたり、毎年その年やそれまでの人生を省みることをマイルールとしている。この年の瀬から年明けにかけて、久しぶりにかつて一緒に仕事で汗をかいた同僚とコンタクトが取れた。皆それぞれの生き方をしており、当時と同じ職場に勤めている者もあれば、仕事も生活環境も様変わりし、当時の姿からは想像しづらい環境に身を置く者もある。
とは言いつつも向こうからしてみれば、職場や環境をスナフキンのようにさすらい歩く私なんてその最たる者かもしれない。「今どこにいるの?」が定番の決まり文句である。
そういう振り返りをしていると、やはり当時支援をしたクライエントの顔も同時に浮かぶ。私がかつてサビ菅としてともに辛苦を分け合った同僚と「最近どうかな?」というありきたりの会話の中で思い出した2人がいた。
当時からそうであったが、今思い起しても「キラキラ」と輝いている2人のことを話してみる。
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