● ジーパン時代 放送目次 C ●

18.ジーパンシンコ愛シリーズ  4作品 と プラスα

✅女として刑事として

✅愛が終わった朝「ジーパンシンコ愛01」

✅葬送曲「ジーパンシンコ愛02」

✅走れ!猟犬「ジーパンシンコ愛03」

✅「ジーパンシンコその愛と死」04★

上記その01からその03までは、
当時新聞のテレビ番組紹介(ラテ面)欄に
記載されていました。

全て「ジーパンシンコ愛」プラス数字が
サブタイトルの後に続いています。
尚ストーリーTV画面上には表示されません。

◆二人のファンが分かってくれていたら
それでよく、視聴者に改めて説明する迄もない、
と言う制作側の意図だったか?

04はジーパンがシンコに
プロポーズする最終作として、
★筆者が勝手に付けてます。


当時70年代映画にもあった「愛と死」の
ジーパン、シンコ編。
太陽にほえろ!TVバージョンです。

✅女として刑事として は、
次の01に繋がる布石の作品です。

✅愛が終わった朝01は、シンコが
もう自分は警官には不向きで、
もう、いい人からプロポーズされたら、
結婚して辞めたいと悩むシーンが描かれます。

シンコが想うあの人は
中々プロポーズしてくれない。

タバコ臭く、ごっつい顔で馬面の
背が高く、パチンコ狂いで色黒のアイツ。

48話の尾沢康彦の方が知的で、
シンコにはかなりの情を見せていたか?
そんな康彦を愛したシンコだったが。
影の策略に堕ちてしまい、生命まで帰らぬ人となる。
しかもシンコの前で。

これまでも柴田純に対しては、1年間仕事をしていて
そういう台詞はない。喧嘩ばかりして、
太陽!流の台詞なしの演技をする関根恵子。
純を見つめるシンコの目が
純を向いてモノを言っています。

泣いて純に縋り付くシンコ

愛が終わった朝は、
再放送される事が少ない回です。
欠番にはなっていないにも関わらず
どの地方放送局でも
何故か再放送されていません。
再放送されない理由が皆目不明です。
何かしら、問題があるのか。

しかし筆者は、昭和末期に、
KBS京都で◆ビデオ録画していました。
↓↓下の画像をご覧あれ。

上記の「刑事として女として」のシンコの
ジーパンを想う女心の続編的作品か?

ストーリーは、
同僚の婦人警官が愛した犯罪者との逃避行を
どうしたら食い止められるか?悩むシンコ。
しかし、かの婦人警官は死んでしまう。
愛した男の為に自殺してしまう。
婦人警官という職を投げ捨てて。

シンコさん、貴女には分かって貰えると思うわ。

犯罪者を愛してしまった婦人警官。
その為に、刑事を、、と。
シンコは、この先も懸命に刑事を
続ける意識と、反面気持ちが萎えていく。
なのに、純は。
そんなあたしを受け止めてくれない。

助けてやれなかったシンコ

ここまで、あたしの気持ちが
わかっているにも関わらず、
自分にプロポーズをしてくれない。
それは何故なのか?

この理由は、純がシンコに話します。
111話で。都会の夕陽の中でプロポーズした後に。

この気持ちを承諾したシンコは
翌日の朝、ボスに辞表を提出します。
一緒に生き、二人の生活をして行こうと
夫婦としての決意を明らかにする。

なのに、夕方には純は死んでしまうのだ。

TVドラマ風70年代を風靡した
映画「愛と死をみつめて」風の結末に
太陽にほえろ!流のテイストを入れ、
最後に純とシンコの
「結婚しそうで出来ない、
 一緒にはなれない」
そんなストーリー顛末を迎えます。

※ここから10年後に、
純とシンコの結婚生活を彷彿させたとも思える、
岩城創と令子の結婚の実現をストーリー上で。
しかも子供が二人授かります。
さらに双子で。名前も裕太と陽子。
太陽、と裕次郎、から名付けたのは明らか。

◆これがその時のVTR↓です。

右のタイトル名(側面)も、筆者の自筆です。


当時はパソコンも、ワープロもなく
このレーベルは筆者独自の20代の筆跡です。
太陽にほえろ!のタイトル字も筆者です。


19.ジーパン時代73-74最優秀作品
★★★★★

燃える男たち
放送開始100回記念作品

太陽!の普遍的テーマを最大限に謳う。
鬼が最後に言った「生命の尊さ」が
ジーパン編で最優秀作品とした理由です。

マカロニ時代第48話と同様に、
ジーパン時代でそれをとてもよく表せた作品で、

他のジーパン時代の作品では、
他に見当たらない作品です。

言わば七曲藤堂一家ジーパン編の
代表特筆作でありましょう。
それも放送開始100回記念作。


便宜上20として

20.ジーパン編欠番二作品

下記二話のみ再放送されず。

着陸地点なし!
一万人の容疑者

着陸地点なし!
は、地方出身者を愚弄し、蔑んだ台詞が
放送された為だとしています。

また筆者はうる覚えですが、
一万人の容疑者のみ、覚えています。
これは、恐らく、
1968年12月10日の三億円強奪事件の容疑者数に
ヒントを得た物語だと。
実際には11万人の容器者がいたらしい。
だから、当時はまだ捜査中だった為に
警察から再放送にストップが掛かったか?
当該三億円強奪事件は、ここから7年後に、
犯人が確定出来ずに、時効を迎えます。
日本最大の迷宮入り事件だったのです。
あの時の三億円も見つからずに。

この事件の教訓で、
給料手渡しから、キャッシュカードが
普及して行っていった事を皆様ご存知でしょうか?
未だに古い体質の会社は
給料、ボーナスは手渡しをしてる会社もありますね。

マカロニ編は全52話
うち欠番は3本。
これは当蘊蓄話で紹介済みです。

2156字

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