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もしコロナがなかったら、今年もこう過ごしていたであろう正月のルーティン

あけましておめでとうございます。Aiです。

投稿が前回からだいぶ月日が経ち、頭の片隅に「ブログ」という言葉はあり続けていましたが、完璧に書こうとして時間をたっぷり使い考え何度も書き直しているうちに飽きてしまう、、なんてことが度々あり結局何も書かずに2021年を迎えていました。今年は肩の力を落とし比較的楽な気持ちでブログに向き合えたらなと思います。どうぞよろしくお願いします。

いつものお正月

さて、新年ということで昨年は新型コロナウイルスの影響で日本も含めて世界中にとって大変な年になりました。それは年が開けて今もなお続いていてみないつになったら前の生活に戻れるのかわからない状況にいます。そこで、コロナウイルスが存在していなかったら、できたであろういつもの私の家族の正月ルーティンをこのブログに残していきたいのです。

その理由は、

①私自身が2021年の1月にカナダに渡航することが決まり、おそらくこれから何年も日本で正月を過ごせなくなるということ

②私には姉弟がおり、私が帰国した時にはもうそれぞれ違う方向に進んでいて家族全員まとっまって過ごすのが難しくなるだろうということ

③今現在の祖父母はものすごく元気ですが(あまり先のことは考えたくはありませんが)高齢なので正月を一緒に過ごす回数が限られている

と考えるからです。

大晦日

早速、始めていきましょう!

私の家族は核家族形態なので祖父母は車で2時間半程度の少し遠い家に住んでいます。したがって大晦日になると私たちは夕食に間に合うようにいつも午後に家を出て車で祖父母の家に向かいます。

到着するとおばあちゃんが大きな声で「Aiちゃ〜ん!いらっしゃ〜い!」と言って元気に迎えてくれます。その声と姿を見るとなんだか嬉しくなり、同時に到着したということを感じさせてくれます。

一年最後の夕食

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そして夕食。おばあちゃんが近所のお蕎麦屋さんからいただいた年越しそばや天ぷら、お雑煮などを食べながら祖父母を含めてやっと家族全員で年最後の食事をします。正直、何を話していたか覚えていませんが、本当においしく、和やかに食事したのを覚えています。

その後、家族全員で紅白歌合戦を見ますが、番組終盤になるとあまり見ている人が残っておらず、私と誰か一人二人しか残っていません(笑)

そうして年を開け、だいたい違う番組に変えるか、「寝て!」と親に注意されお風呂に入り渋々布団にいきます。

元日

1月1日に日付が変わり、新しい年の朝はいつもものすごく寒く布団から出たくないため、初日の出はいつも逃します(笑)。しかし、目覚めるとすぐに居間に向かいことつのスイッチを入れまだ冷めているこたつの中で暖かくなるのを待ちながらテレビを見始めます。お正月のテレビはいつもよりは面白いのでひたすら寒さを紛らわすためにテレビを見続けます。

新年最初の朝ごはん

そうしてしばらくすると朝ごはんの準備が始まるので自分も自分の支度をし、食事の支度を手伝い始めます。新年最初の食事は居間でもなく台所でもないもっと広い部屋でするので、料理やお皿等々を準備したり運んだりするのが大変です。しかし、それが終わると豪華なおばあちゃんオリジナルのおせちを食べられるのでそんなに苦ではありません。


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おばあちゃんオリジナルの豪華なおせちは私たちのお腹を喜ばせます。食べても食べても減る気がしない食べ物の量に圧倒されながらその場の雰囲気でどんどん口に物を運ぶのでお正月後の体重計はなかなか乗れません、、。

ひと段落がつくと待ちに待ったお年玉タイムです。おじいちゃんが私たち孫をひとりづつ呼び、いつもと同じ袋に入れて渡してくれます。何円入ってるのかなと気になりますが、すぐに家族ひとりずつ今年の目標を発表会が始まります。普段なかなか家族の前で発表したりしないので恥ずかしくなりますがいいことを言おうと努力はしてました、、

初詣

そうして朝食&昼食が終わり、初詣に行きます。
私たちは3つの神社にお参りしています。ちょっと多いですよね?
最初に自宅裏にある小さい神社にお参りします。

その後、車に乗って近所の2番目の神社に行きます。そこは最初よりは大きい神社で参拝に来ている人はだいたい私の家族くらいしかいないので言ってみればお参りし放題です(笑)

そして最後に町の中で1番大きい神社に参拝に行きます。ここで私たちは車を神社の裏側に駐車し大勢の人が利用する表門ではなく、裏門から入るのでスイスイと神社に入ることができます。そこはもう3番目の神社なので比較的短く祈った後、両親と祖父母は家内安全のお札と交通安全のお守りを買うタイム、私たち姉、妹、弟はおみくじタイムに入ります。大体姉弟はいいくじを引く印象なんですが、私はいつも中途半端なくじか凶かっていう感じなんですよね、、。

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いつものお蕎麦屋さんとおまんじゅう屋さん

まあそれはさておき、私たち家族にはこの後参拝の後は必ず行くお蕎麦屋さんがあり、そこで夕食を食べるという決まりがあります。母に聞いたところ、この流れはなんと父が生まれた時から行っていたそうですごく驚きました。
その後、蕎麦屋さんの近くにおまんじゅう屋さんがあり、そこも毎年買って食べています。
ちなみに、私はそのおまんじゅう屋さんが大好きで、以前一箱12個入りを1人で完食するほど止まらなくなる美味しさで、「私の中では、お蕎麦屋さんとここのおまんじゅう屋さんを食べて一年が始まる」っといった感覚なので今年は寂しいしその味が恋しいです。

お墓参り

祖父母の家に来て3日目、1月2日。この日はお墓参りに行きます。歩いて行ける距離にありますが、近年は祖父母の膝の痛みとかで車で行くことが多くなっています。

しかし、歩きの場合、おじいちゃんと手を繋いで行っています。おじいちゃんはすごく優しいですが、あまり話さないのでちょっと気まずいですけども、大きくて頑丈な手を握って歩くのはなんだか安心します。

帰省

お墓参りで、ご先祖様に挨拶した後、軽くお昼ご飯を食べてから、帰省する支度をします。
一応家族5人が乗れる用の大きな車ですが、おばあちゃんが大量の食べ物や花やその他もろもろを用意するので後ろ席の荷物はいっぱい!本当にありがたいです。最後に贅沢ながら、夕食分の鰻のお弁当を家族分頂いてから帰宅します。この鰻は私の大好物で、まだこの鰻以外の
鰻を食べたことはありませんが、1番の鰻です!

まとめ

そうして、私たちの家族のお正月が終わっていくのですが、おじいちゃんおばあちゃんから沢山の愛情をもらって一年が始まります。今まではそれが普通だと思い続けていましたが、未知のウイルスの影響で私も皆さんも含めてほぼ世界中の人々が通常と違う正月を過ごしました。

マイナスに捉えれば寂しいですが、プラスに考えるといつもと違った形でお正月を味わえました。今年はいつもは見れない初日の出を見ることができましたし、いつもはおばあちゃんが詰めているおせちを今年は母が詰めました。

ネガティヴな目で見ようとすればネガティヴになりますが、ポジティブな気持ちと目で物事を見ようと努力すれば良いと思えることが必ず1つは見つかりますし、気持ちが良くなります。

最後に

最後まで読んでいただきありがとうございます。もっと年を重ねていくとこれから先いろんな過ごし方で正月を過ごしていくと思いますが、今回ご紹介したこのスタイルのお正月は私の中で思い入れがあるし、忘れたくないです。だからこそこの場で皆さんと共有したかったし、少しでもおもしろいなと思ってくれたら嬉しいです。

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