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【体験レポ】アークナイツコラボカフェに行った話

※有料設定していますが、体験記は無料でご覧いただけます。

日本版アークナイツ生放送を視聴し、歓喜の雄叫びをあげたのが数日前。

これまで大陸で実施されるコラボの数々に指を咥えて待つしかない状況であったが、満を持してコラボカフェが日本でも開店した。

コラボカフェの情報を聞くや否や沸き立ち、その場で即座にスイパラのアプリを開いて予約を取ってくれた知人は旅行代理店のような手際の良さを発揮してくれ、自身も飛行機とホテルの予約を終えるまで、脳からの命令を待たずして脊髄反射のように指が勝手に動いていたようにも思える。

マーケティングは時折海に例えられるが、日本ユーザーの需要を察知したYostarによって見事に一本釣りされた。

コラボカフェにいく道すがら

コラボカフェがオープンした時期は小春日和と呼ぶに相応しく、アニメ舞台の寒々とした季節とは打って変わって、霜月ながら春のような陽気さを感じさせるような晴れ晴れとした暖かな天気だった。

心地よい秋風を受けて駅で待つこと数分、山手線を走る電車が眼前で速度を落としていくと、次第にピンぼけで眼に写っていた紋様が像を結び、現在アニメ放映中のアークナイツの面々であることを、認識する。

あまりに突然の出来事だった上に乗り降りする人も多かったため、撮影するのは自重したが、乗車口付近に描かれたキャラクターを目に焼き付けながら電車へと身体を進めた。


駅の看板広告にデカデカと掲載された狂人号イベントや新規実装されたコーデのオペレーターたち、電車内に設けられた3画面サイネージに映るPVを何度か目にしているうちに、やがて環状運転する電車はおよそ8時の方向へと到達する。

原宿駅の改札をくぐった先には大勢の人が行き交う竹下通りがまっすぐと伸び、途中で2度ほど右手へ折れた先に、件のカフェが入るビルが建っていた。

店内の様子

三階まで階段を昇るとようやくカフェ内の全容が見え、自動ドアを通った先にはアークナイツのグッズ類が、1来店につき1会計までという条件付きで販売されていた。

コラボカフェの店員からフードメニューは事前にしか頼めないことを聞き、入口付近で、オーダー表に各々が頼むメニューを書き込んでいく。

やがて席へと案内され、店内でグッズ交換をしないこと、カフェに滞在する時間には制限があることなどの説明を受け、注文した料理やドリンクを待つことになる。

店内を見渡してみると、お一人様で座れるような席も用意されており、その付近の壁にはテキサスとエクシアのイラストが配置されていた。

また、店内には至るところにオペレーターたちの等身大POPが配置されている。

チェンの隣にはセルフサービスの水が置かれている
身長180cmほどの知人よりも、ホシグマ(身長184cm)は大きかった。
アーミヤ(142cm)は小さかった。パネルでも、耳は身長に含まれないようだ。


運ばれてきたノベルティとメニュー

しばらくすると店員が席へとコースターとA4サイズのランチョンマットを持ってきた。

本来の用途からすると食器の下に敷いて使うのだが、綺麗に印刷されたオペレーターたちのイラストをそのまま保管しておきたい欲に駆られてしまい、予め持参していたクリアファイルへとしまい込んだ。

お通しのポップコーンが机に配された後、各オペレーターをイメージしたドリンクが運ばれてきた。ドリンクは全部で5種類。柑橘系のさっぱりした味を口に含みたい気分であったので、マーガレット・二アールをイメージしたグレープフルーツジュースを注文した。

コースターになりそうなサイズ感のグレープ

ちなみにリスカムをイメージしたサイダーを注文すると、タピオカをすすれるサイズ感の大きなストローで飲むことになる。

下層の群青色はゼリーであるため、力強く吸う必要がある

そしてお待ちかねのフードメニューが運ばれてきた。注文したのはテキサスイメージのハンバーガー。

奥にある包み紙で覆って頬張る

それなりに高さがあるため、包み紙の中でしっかりと圧縮して齧り付く必要がある。比較的あっさりめの味で、事前にお腹を空かせていれば少食の胃にも重くならない量となっていた。

ちなみにケルシーのメニューを頼むと、Mon3trをイメージしたであろうルーがご飯の周囲を覆うような形で盛り付けられたカレーライスを作ってもらえる。

他メニューよりもやや時間がかかって運ばれた

チェンをイメージしたメニューは、中華料理。

スープもついてくる

エクシア推しの知人はデザートにアップルパイも注文しており、フードについてきたテキサスとエクシアを並べてご満悦な様子だった(ちなみにキャラが印刷された菓子は口にすると想像以上に固くて一瞬驚くが、問題なく食べられる)。

おわりに

コラボカフェは11月30日までとなる。足を運んだのが平日であったため、比較的席にも余裕があり店内も混雑はしていなかったが、休日となると流石に混み合うのだろうか。

事前にスイパラのアプリから予約して入る形式であるため、アトラクション並に待たされるということは特にないだろうが、席に案内される前にメニューを決める必要があるため、フードメニュー選びに時間がかかるドクターは、事前に何を注文したいかイメージしておくとスムーズだろう。

詳しくは公式HPにて。


まるで公式からの回し者のような物言いになってしまったが、別にステルスマーケティングでも何でもなく、この記事は数多いるアークナイツファンの一人としての体験記に過ぎない。

コラボカフェなるものを訪れたのが初めてとなるため、筆者が他と比較して評価することはできないが、知人曰く食べる量・メニュー・価格帯は良心的な設定だという(帰り道、暴力的な量の糖分を含んだスイーツや異様に高い価格帯の他コラボカフェの話を聞き、背筋が凍った)。

コラボカフェに行くためだけに飛行機やホテルを予約するような筆者のような人間はそう多くないだろうが、首都圏を拠点とする人や11月中に都内を訪れる機会のあるドクターは、足を運んでみても悪くない。

同じ空間にいる人間のほとんどがアークナイツのドクターなんだろうと考えながらオペレータたちを眺めるひと時を過ごす経験は、人生でそれほど多くはできないだろう。



※有料記事として設定していますが、コラボカフェの体験記事は以上です。取材費を恵んでくださる酔狂な方がいらっしゃったら、筆者がこれから記事執筆するモチベーションに繋がります。

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