見出し画像

はじめまして、4月から配属された清水です。noteを書くにあたって、SNS初心者でそもそもnoteって何?というレベルでこの勉強会に参加してきました。今回は初投稿ということで、日頃たいとう産業ナビSNSを発信している先輩方に助けていただきながら勉強会の内容をまとめてみました。

note勉強会は、2023年7月27日(木)の18時から、場所は麹町のnote本社のオシャレな会議室✨にて開催されました。(つい自分の職場と比べてまぶしく感じてしまいます笑)

講師は、noteプロデューサーの徳力さん。ブログを毎日更新することで人生を切り開いてきたような方で、SNSに関する書籍も出しているそうです。


1.noteを活用した情報発信の基本

溢れる情報のなかで自社を選んでもらうには、自社で情報発信をすることが大切…
とはいえ、企業の情報発信って誰にむけて、何を発信したらいいのか?
まずは、そこからお聞きしました。

顧客(コアファン)に向けて書くべし!

  • 新規顧客獲得を狙っても何も知らない一般の人は宣伝を読みたいと思わないので、すでにご利用いただいているお客さん(コアファン)にむけてメールを送る気持ちで記事を書く。

  • SNSはお客さんが使っているツールを使うのがおすすめ。

💡SNSで発信したからといって、すぐ新規顧客が増えるものではないので、すでに関心を持っていただいているコアファンを中心に、”共感”が広がるような情報発信をしていくことが必要だそうです。

「プッシュ型のSNS」と「ブログ的なnote」の使い分け方

  • プッシュ型SNSは、「これを見て!」とお知らせするもの(相手の都合に関わらず通知されるため)

  •  noteは相手の都合がいいときに読んでもらうもの

💡エックス(旧ツイッター)等は時間と共に流れていってしまうフローのコミュニケーションですが、noteは都合のいいときにいつでも見ることができるストックのコミュニケーションとして使い分けるといいそうです。

2.相手別noteの活用事例

noteは長文が書きやすく、「ストーリー」や「想い」が発信しやすいといいますが、どのように活用すればいいのか?
目的別のおすすめトピックをお聞きしました。

「採用広報」で活用するなら

  • noteは自社の思いや書き手の温度が伝えやすいので、採用広報に適している

  • 伝えたいことをメールや面談で話す代わりになる(記事を面談予定の方に事前に送れば、面談の時間を効率化できる)

💡「採用広報」が、法人がnoteをはじめる上でいちばんとっかかりやすいそうです。

「BtoB」で活用するなら

  • 顧客の成功事例

  • お役立ち情報

💡コアファンとコミュニケーションをするための記事を載せるのがおすすめ

「BtoC」で活用するなら

  • 商品やサービスの裏側を、企画・開発担当などにインタビューする

  • 創業者の思いをインタビューする

💡今までのマスマーケティングの考えとは違って、まずは目の前の人に話すつもりで、「ストーリー」を伝えるのがおすすめ

3.noteの始め方、実践ステップ

note活用実践ステップ

始め方の手順と、トピック例もお聞きしました。
⓪から順に、ステップを踏んで進めていくのがおすすめだそうです。

⓪ 個人で練習してみる

まずは講演会や読書のメモなどをまとめた文章を書いて練習してみる。

① 企業アカウントを立ち上げたら、まずはメール+αのイメージで書いてみる

  • 自己紹介、会社紹介

  • 商品やサービスにかける思い

  • 部下やチームに紹介したいノウハウ 

💡 誰かに聞いて欲しいものを、「よかったら見てね」というくらいの気持ちで書こう。
💡 誰か一人に伝えようとする感じでOK

② オープン社内報として活用する

  • 社内の文化や取組み紹介

  • 社員インタビュー(慣れていない人はここから始めるのがおすすめ)

💡 コアファンの中に本当は社員にもいる。社内コミュニケーションとして活用しよう。

③ オンライン接客として活用する

  • 商品やサービスの開発ストーリーを掲載する

  • 顧客インタビューを掲載する

💡 宣伝ではなく、一人の顧客との会話・コミュニケーションだと意識する!売込みをするよりも、雑談の延長としてとらえる。

④ 企業のメディアとして活用する

ここまでやるのであれば

  • メルマガや公式SNSでの紹介

  • 検索経由のアクセス解析を意識する

  • 必要な場合には広告も実施する

💡 心を動かすのであればオウンドメディア(Owned Media:ウェブサイトや自社ブログなど、企業が自社で保有するメディアのことを指す言葉)。オウンドメディアを書けば何かがお客さんのツボにはまる。

4.まとめ(感想)

世間一般に広く公開される記事を作成するのは勇気がいりますが、今回この勉強会に参加して、「この人に伝えたい」という思いで記事を書けばいいとわかりました。
すでに利用されているお客様にメールを送ると思えば、文章も書きやすくなる気がしますね。

とは言っても今回記事を書いてみて、やっぱり書くのは難しいなあと思うところもあり、慣れが必要かなと感じました。
今回はまず第一歩。いろいろな記事を参考にしながら、これから精進していきたいなと思っております!


あとがき

noteを始めて1年。改めて今後の運用の方向性を考えたいと思い申込ボタンを押しました。
勉強会を受けてから「お客様にお伝えしたいことは何か?」「このnoteアカウントでお客様とのコミュニケーションとして、活かすためにどのような記事を掲載しようか?」と考えては掲載したい内容が色々と浮かんできて困っています。(時間が足りない…!)
また、今回noteデビューとしてぴったりのトピックであり、私たちのお客様である台東区の企業のかたにも共有したい内容だと思い、4月から産業振興事業団に仲間入りした清水に記事を作成してもらいました。(突然の依頼にも果敢に取り組んでくれて、メンバーとして感謝感謝です!)
 
そして、講師の徳力さん、スタッフの皆さま、この度は貴重な機会をくださり、ありがとうございました!勉強会でお聞きしたことを、私たちのnote運営にも活かしていきたいと思います。

本文:清水
あとがき:中川