“何か”が”誰か”があなたを待っている
□景色
どんな時も、人生には、意味がある。
なすべきこと、満たすべき意味が与えられている。
この人生のどこかに、あなたを必要とする「何か」がある。
あなたを必要とする「誰か」がいる。
その「何か」や「誰か」は、あなたに発見され実現されるのを「待って」いる。
「何か」があなたを待っている。
「誰か」があなたを待っている。
たとえあなたが人生に「イエス」と言えなくても、人生のほうからあなたに「イエス」と光を差し込んでくる日が、いつか、必ずやってくる。
□本
□要約
「人生の意味」をそもそもこちらから問うことはできない。人生のさまざまな状況に直面しながら、その都度「人生から問われていること」に全力で応えていく。
人間にできること、しなくてはいけないことは、人生のさまざまな状況に直面しながら、その都度その都度、状況から発せられてくる「問い」に全力で応えていくこと、状況にひそむ真の「意味」を発見し、全力で応えていくことである。そうして自分の人生に与えられている「使命(ミッション)」をまっとうする。
「人生」を「人間の欲求や願望」を実現する舞台のようにとらえてしまうと「欲望や願望中心の生き方」をするようになり、その結果として「絶えざる欲求不満の状態」に追い込まれてしまう。そうではなく、「人間は常に人生から問いかけられている」。ここに人間本来のあるべきあり方がある。
人間という存在の本質は、自分ではない誰か、自分ではない何かとのつながりによって生きる力を得ているところにある。
「自分の欲望や願望中心の生き方」から、「人生からの呼びかけに応えていく生き方」「意味と使命中心の生き方」へ。
幸福は、求めることができないもの。求めようとすればするほど、手に入れようと思って追えば追うほど、逃げていく。仕事にただ夢中になって没頭したり、愛する人を心を込めて愛し続けていれば、おのずと幸福は手に入ってくる。
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