経営指針書とは経営者のなに?
2月20日土曜日に、広島県中小企業家同友会主催の
第4期「ひろしま経営指針塾」
の指針発表会に初代塾長として参加してきました
今回の参加者は20人で落ちこぼれることもなく受講生の皆さん、それぞれ自身に合った素晴らしい指針を発表されてました
その発表が終わったあと、少数に別れてグループ討論をさせていただいた中で素晴らしい気づきをいただいたのでそれを忘備録として
経営指針書は誰のためにあるのか?
一般で言われる経営計画書のことを同友会では「経営指針書」としてます
「経営指針書は魔法の書」とも言われ、作成すると業績がよくなるとされています
この意味や中身の構成の話をすると長くなるので今回は割愛しますが、要は経営者が社員に指針を示すもの
指針とは
1. 磁石盤・計器類などの、目盛りを指し示す針。
2. 進むべき方向をしめすもの。基本的な方針。手引き。
出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「指針」
語源から考えると「経営の進むべき基本的な方針を示すもの」でしょうか
ただ、「方針を示すもの」って考えは、そのグループ討論の中で私は違和感を感じてしまってました
指針書って経営者のなんなんだろう?
一般的に経営計画書と言われるものは会社の設計図とか経営の工程表と言われ、それに沿って経営、また運営を行ないそん計画書に書かれている結果が出るいわゆる「PDCAサイクル」のP=プランに当たるもの
その設計図に当たる計画書が間違っていれば出来上がるもの(成果)はどの様なものになるのか?
前記のグループ討論で
この書に記している通りの方針、計画通りに実行してくれれば必ずこの結果になるので、この書を必ず実行してください
そういうものではないですか?と問いかけたら無視されましたが(笑)
でもそう思われませんか?というかそういう中身でなければ作成する意味はないと思います
そういう意味で経営指針書、また計画書はその内容に経営者はかなりの責任を問われますね
精度の高い設計図や工程表を作るのが経営者の仕事
そしてその通りを全社一丸となり実行して貰って成果(粗利益)をみんなで出す
そんな経営者でありたいものです
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