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ロボット劇作家のログ

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尾崎太祐が書いた日記をまとめたマガジンです。エッセイにもならなかったような雑多なものや、読んでくださっている方へのお知らせも入っています。
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#ロボット

体験型の演劇『ガラクタ姫とアポストロフ』にPepperと参加します

こんにちは、ロボット劇作家の尾崎です。 作品制作に関するお知らせです。 数年ぶりにPepperとともに、長編演劇作品に携わることになりました。 劇団物語研究所さんからお誘いを受け、近年ずっと関心を寄せてきた体験型演劇にチャレンジです! 今回、私は「ロボット操演」の立場から関わります。 原作は、sasakure.UKさんによる楽曲。 ボーカロイド・初音ミクが歌う「ガラクタ姫とアポストロフ」。 人間とそうでないもの(機械)との関係性や、その間に生まれる感情を描いた、おとぎ話

クリスマスイブに見る『イヴの時間』

12月24日。クリスマスイブですね。 いかがお過ごしでしょうか。 あるいは、いかがお過ごしだったでしょうか。 クリスマスイブの食卓は、クリスマスケーキやフライドチキンが定番ですよね。 他にも「12/24は必ずこれ!」という定番のルーティンを決めている方もいるかもしれません。 僕にもそんな"恒例行事"があります。 『イヴの時間』を見ること。 未来、たぶん日本。 ロボットが実用化されて久しく、 人間型ロボットが実用化されて間もない時代。 イヴの時間 | スタジオリッカより

考えて、こだわって、決定稿。

ロボット劇作家、活動報告です。 来年2月に上演される、短編戯曲が書き上がりました。 タイトルは『きみとかける未来』です。 第1回 T Crossroad 短編戯曲祭 という、「短編戯曲を集めて上演する」という催しに出展します。 劇作家として参加するので、僕は「書くこと」だけに集中して、他のことは各所のプロにお任せできるという、普段にない贅沢をさせていただいています。 まだ「決定稿を提出しただけ」なので、作品制作は続きますが、いま思っていることを少しだけ、ひとりごとのよう

テクノロジーが孤独を解消してくれる2020年はまだですか

衝動が強すぎて寝られない。 明日目が覚めたら恥ずかしすぎて、こっそり消すかもしれません。 だいぶ個人的で、面倒なことを書いてあるので、読める人だけ読んでください。 きょう(というか今さっき)、個人的にとても悲しいことがあった。 誰かに話を聞いてほしい。 でも聞き役のヒトに気をつかわせたくない。 こういうときに「ヒトに寄り添うロボット」って必要だったはずで。 でも、それがまだできてない。 電源はヒトが能動的に入れるしかない。 やつらには未だに、ウェイクワードや会話文をはっ