AIの全うな使い方。

より


上記文抜粋
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古典の解読の革命 みを(miwo) – AIくずし字認識アプリ

2021年8月31日『テッククランチ』
『江戸時代のくずし字をAIにより文字認識し現代の書体に変換(翻刻)するアプリ「みを」をCODHが無料公開』
https://jp.techcrunch.com/…/codh-kuzusiji-recognition-app/


みを(miwo) – AIくずし字認識アプリ
http://codh.rois.ac.jp/miwo/


開発者のカラーヌワット・タリンさんは、タイで日本語学科を卒業し、早稲田大学で源氏物語を専攻し、AIでくずし字を読めないかという発想で開発し、現在はGoogleのAI開発部門の社員となりました。

さっそく江戸時代、幕末の和方医家、佐藤方定の1831年刊行の『奇魂(くしみたま)』など医学古典を読んでみました。


『奇魂』
http://opac.ll.chiba-u.jp/da/koisho/528/?lang=0&mode=&opkey=&idx=


かなのくずし字に関しては十分、使えます!
漢字に関しては、改良の余地が大きいですが、それでも革命的です。くずし字の読み方の初歩的知識があれば、十分に実用的です。くずし字の初歩を学んできて、本当に良かったと思いました。


油井 宏子
『くずし字辞典を引いて古文書を読もう』
東京堂出版


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抜粋終わり


明治以降「楷書」が、基本になった。

それは「良い事」だけど、江戸以前の文献に接しにくくなったのが、大きな損失。

そもそも「楷書」は、官僚なり庶民が「まだわかりやすい」ように作られた文字。

それを使わず、ひたすら美学と「知識の独占」のために崩し文字・草書がメインだったのが、日本の「文字」の世界。

その打破はよかったけど・・

>開発者のカラーヌワット・タリンさんは、タイで日本語学科を卒業し、早稲田大学で源氏物語を専攻し、AIでくずし字を読めないかという発想で開発し、現在はGoogleのAI開発部門の社員となりました。

まあ・・・グーグルだけど、こういう風に「いいように」AIを使う人もいる・・・。






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