見出し画像

体罰の防止は報復あるのみ、である。殴られたら殴り返せ。それが日本人教師という野蛮人への対処法である。

上記文抜粋・・・・・・・・

お久しぶりです~。 (平行連晶)
2013-01-27 08:46:58
>彼我の力関係が一方的で『報復されない』から、体罰を行うことが可能なのです

最近、本田靖春のルポを幾つか拾い読みする機会がありました。
その中に70年代、中東でプラント建設に携わっていた日本企業の社員についてのエピソードがありましてね。
イラン・イラクに赴任して現地人を指揮しプラントを建設する人たち。中でも現場で仕切る土木・建設の監督は、いわゆる職人、技能者です。

こういう職人・技能者たちは現地人に言葉で諄々と作業の手際を説いたり注意するより先に、まず手が飛ぶ。自身も現場でそう「躾けられて」きたのでしょう。
早い話が体罰です。日本でそうしてきたように、序列が下の作業者に体罰を用いた。

しかし、彼らはじきに体罰を止めることになる。
なぜか。

現地人たちは体罰に対して、暴力で反撃してきたからです。現場で監督役の日本人の職人にはたかれたら、高額な重機を故意に河に転落させてお陀仏にする。解雇しようとすれば集団で猛抗議する。
同じく日本人の職人に殴られたら、反撃して腕をへし折ってしまう。倍の暴力でもって返礼してくる。

日本企業は予想だにしなかった現地人作業者からの反撃に震え上がって、現場での体罰を固く禁止したそうです。

体罰が体罰として機能するのは、序列が上位者と下位者の間で共有され、特に下位者に服従の意思があるときに限られるということですね。

>教育とは本来聖職ではなくて醜業である

これは、至言ですね。

承前 (平行連晶)
2013-01-27 09:31:41
暴力で報復といっても、たとえば自殺した体育科の生徒の場合、スポーツ推薦ということで自身の在校条件と将来を共に質草として取られているわけで、暴力に訴えて逆襲するわけにもいかなかったでしょう。
高校時代体罰を忍従して卒業、更にスポーツ推薦で入学するであろう有名私大の体育会で数年間コーチと上級生からの体罰に忍従した者が、その忍従を買われて商社・証券などの企業に「兵隊」として迎え入れられる。

自殺せずにレールに乗っていたらいたで、10代のほとんどを体罰(と称する暴力)に全身浸かったまま過ごすわけです。これで正気でいろと言う方が無理ですわ。

戦後最強のステゴロと呼ばれた花形敬も、少年時代は学業優秀・スポーツ万能のいわゆる「神童」だったのが、士官学校に優先的に進学できる中学(旧制)に通うようになってから、そこが校長の思想により苛烈な軍事教練と体罰の横行する校風だったために「力がすべて」と考えるようになったようです。

しかも大戦末期の「学徒動員」により通わされた東芝工場で上長の工員たちから常習的に理不尽な体罰に曝されました(ただし、規格外の強さを誇った花形は工員たちを片端から叩きのめしていたそうですが)。

序列を背景にした体罰と称する暴力に対して、これに隷従した花形の同期生達の多くは大企業の重役・上級職に就きました。
体罰に対して力で抗した花形は、表社会の序列からこぼれてアウトローになるしかなかった。
体罰は結局のところ、彼を力を恃む者に仕上げただけだった。

これでは、教育は「力なきものは屈服せよ・征服したくば力ある者たれ」と調教する手段でしかないといわざるを得ませんね。


スポーツ推薦 (マトリックス)
2013-01-27 12:27:43
漫画『スラムダンク』でも、たしか安西先生が鬼コーチで大学の監督をしていた時に、身体の故障か回復不能のスランプで悩み抜いた学生が自殺したのをきっかけに、鋭い観察力を持って高校のバスケ部の学生に細かく的確な指導をする方針のコーチになったという設定であったのを思い出しました。

体罰が有効に作用するのは、指導者が高潔な人間で学生の立場を理解している場合で、バスケが生きがいの学生に高校3年生で二軍になれ(イコール、大学のスポーツ推薦の可能性もゼロに)というのは、最悪の事態を招く可能性があるのを体罰をしていた教師はどう思っていたのか?

スポーツ推薦という仕組みが、教育において百害あって一利なしだと思いました。

・・・・・・中略・・・・

日本体育大学卒の体罰教師 (宗純)
2013-01-29 11:12:50
マトリックスさん、コメント有り難うございます。

『采配ミスで試合に負けても監督コーチが体罰を受ける事はない。
体罰の横行は、仕返しが無いからだ』
との明言を吐いた桑田真澄は、仰られている『スポーツ推薦』の抜け道を上手く利用してドラフト破りを行って巨人入りに成功しているので、アンチ巨人(反読売)の私としては今まで評価していなかったのですが、体罰事件での『仕返しがないから』に対しては脱帽。
考え方が素晴らしすぎる。
唯一ですね。今回桑田真澄一人だけが体罰の問題点や本質を正しく把握しています。
常勝のPL学園での輝かしい実績で、東京六大学への推薦入学が決まっていたのでプロ野球では誰もドラフトで指名しなかった。
ところが巨人との裏談合で、桑田を指名。他球団をあっと言わせる。
無抽選ですんなり逸材中の逸材の桑田は巨人入りするが、後遺症として大学側は制裁として高校野球の名門PL学園の持っていた推薦枠を取り上げて仕舞うのです。
以後長らく甲子園にPL学園の名前が出なかったが、これは当然で、リトルリーグなど少年野球の中学生は大学推薦枠を持っている高校に進学するのです。
体罰禁止の通達も法律も無視して体罰は横行。
処分される教師は毎年400人前後で推移しているが所属では圧倒的に体育教師なのですよ。
そして体育教師と言えば圧倒的に日本体育大学卒なのですから、処分された教師の出身校の名前の統計がないが間違なく、圧倒的に日本体育大学卒のはずです。
ちなみに今回の桜宮高校バスケ部顧問も日本体育大学卒です。
この日体大の理事長松浪 健四郎は過去に暴力団と親密交際していた自民党国会議員。 自分自身も国会の壇上からコップの水をかける等の行為を行っている暴力男。
橋下徹は体罰事件を口実に桜ノ宮高校の今までの伝統を全否定しているのですが、本当に体罰を無くす気持ちが少しでもあるなら、今も懲りることなく体罰教師を教育現場に送り出し続けている暴力団組員や暴力団関連企業との人脈がある理事長が仕切る日本体育大学の責任追及こそが大事でしょう。
ただ、体罰が一切効果がないとの考え方は間違いですよ。
体罰は動物の調教では、上手く行えば間違いなく効果があるのですから、人間相手でも言葉がよく通じない幼児では上手く利用すれば効果がある。
スポーツでの体罰ですが、これは一流か、それとも三流以下かを簡単に見分ける目安として有効でしょう。
とうとうレギュラーになれなかった半人前の長嶋一茂は桜ノ宮高校の体罰での自殺について、
『われわれはビンタとかバットで尻を叩かれるなど、他のしごきを含めて、このレベルじゃなかったですけど、殴られながらもボクは愛情を感じていましたよ。何十発殴られても、いまだ恩師だと思っている。』と体罰肯定発言を恥ずかしげもなくテレビで語っている。
体罰が本当に有効なら、長嶋一茂のような半端物ではなくて、責任者などの方が効果があるが、桑田真澄が言うように、
『采配ミスで試合に負けても監督コーチが体罰を受ける事はない。』のですよ。
日本人だけでも350万人が死んだ第二次世界大戦でのヒロヒトが責任を少しも取らなかった日本の悪しき伝統、『責任者に責任はない。最高責任者にはもっと責任が無い』のでしょうか。
体罰の横行は、
『仕返しが無いからだ』の一言に尽きるのです。

・・・・・・・・・・抜粋終わり

>『采配ミスで試合に負けても監督コーチが体罰を受ける事はない。』のですよ。


その通りである。


>日本人だけでも350万人が死んだ第二次世界大戦でのヒロヒトが責任を少しも取らなかった日本の悪しき伝統、『責任者に責任はない。最高責任者にはもっと責任が無い』のでしょうか。
体罰の横行は、
『仕返しが無いからだ』の一言に尽きるのです


天皇は殺しつくすが、善である。


たとえ「修羅場」になろうと、体罰には暴力で報復しなければならない。


ちょうど羽生善治氏が「事態が自分に不利なら、渾沌な状況にしろ」で、渾沌にして、一方的に殺されるのを防ぐのである。



天皇を殺しつくして 地球泰平


天皇の無い 蒼い空を取り戻す



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?