「韓国人との文通」【日記＃１】

2020/04/24の日記。韓国人との文通について。

文通をしている。

している。

見出しやタイトルにでっかく書いておいてそれはないんじゃないかと自分でも思うが、そもそも文通とはなんなのかあまり分かっていない。なんとなく意味は知っているがはっきりとはよく知らない。雰囲気で言っている感じもある。もし解釈に誤りがあったとしたら早めに訂正しておかなければならないので調べてみる。

文通（ぶんつう）とは、遠く離れた知り合いや仲間などと手紙を通じてコミュニケーションをすること。近年では電子メールや各種SNSでのやり取りもこれに含めることがある。
出典：文通 - Wikipedia

よかった。特に解釈の違いは見受けられない。

ちなみに最近まで「引用」と「参考」と「出典」の違いを知らなかった。「引用」は元の文章などから直接使うことで、「参考」は元の文章を要約して使うこと、そして「出典」は元の文章そのもののことを指すらしい。

少し話がずれてしまったが、本題に戻る。僕は最近文通をしているのだ。それも外国人と。僕は少しだけ英語ができるし、英語が好きだ。でも毎週通っている英会話教室くらいでしか英語を使っていない。しかしそれでは余りにもったいないので何か英語を使って面白いことができないかなと思い、そこで行き着いたのが文通なのである。文通といっても手紙を国際便で送りあったりするわけではなく、インターネットを介して行うのだ。

僕はハイペンパルというサイトを利用している。

Hi! Penpal! make world penpals!

このサイトは無料で国際交流ができるというもので、メール形式で気軽にやり取りができる。アカウントの取得が必要だが、アカウント名とパスワードを設定して、メールアドレスを入力するだけなので非常に簡単。総会員数は60万人近くいて、国籍や言語、性別、年齢までもが様々である。

僕がやり取りをしているのは、Youngjaeという名前の韓国人だ。韓国語と英語、それから日本語の3ヶ国語をマスターしていて、顔もイケメンという驚異のスペックに驚きを隠せない。

実際のメールのやり取り

実際のやり取りの中から一部を載せようと思う。

これは僕が書いた「はじめまして！俺、韓国に興味あるからさ～いろいろ教えてくれへん？(ﾆｯｺﾘ)」という馴れ馴れしいメールに対しての返信である。快く承諾してくれた。なんて優しいんだ。

やり取りを続けていくうちに、なぜ韓国について学びたいのかと聞いてきた。韓国に行ったことがあるのか？と。

僕は韓国に行ったことがない。じゃあなぜ興味を持ったかというと、社会の授業で韓国について勉強したからだ。校外学習でコリアタウンにも行った。コリアタウンで在日韓国人の方と喋ったりもした。だから僕は韓国に興味があるのだ。という内容のメールを送ったところ、

納得してくれた。

そして話は変わるが、彼が初めて日本人と会話したのは福岡らしい。「忘れられない記憶だ」とまで書いているのできっと素敵な人と喋ったんだろう。

福岡といえば博多ラーメン。なので博多ラーメンについて知っているか尋ねてみた。

そして僕ばっかり質問しているので、なにか日本について教えようか、とも書いた。

博多ラーメン、知ってた。普通に知ってた。ちょっと恥ずかしい。さらには長崎、佐賀、熊本、広島、山口、高知、大阪、京都、和歌山、東京、札幌、などなど日本の各地に行ったことがあるらしい。正直これにはかなり驚いた。下手すると日本に住んでる僕より日本を楽しんでいる。そして極めつけはこれだ。

ex-girlfriend、つまり元カノが日本人らしい。めちゃくちゃびっくりした。

文通、楽しすぎる。

楽しすぎる。

正直僕は彼と出会うまで、韓国人にあまりいいイメージを持っていなかった。

この動画を見たことがあったからだ。韓国人はマナーが悪いという話もよく聞く。韓国は好きだが、韓国人はそこまで好きじゃなかった。

でもたまたまペンパルで出会った彼が僕の価値観を変えた。一部の人達が目立っているだけで、韓国人全員が悪い人だというわけではない。そんな当たり前のことに気づかせてくれた。

これは何も韓国人に限ったことじゃないんじゃないか。物事の好き嫌いを、表面的なところだけを見て決めていないだろうか。果たしてそれでいいのだろうか。

少しだけ、考えてみた。

．．．

2020/04/24