やりたいことはなくても、やりたくないことはある。
就職活動を始めると一度はぶつかる壁「将来自分は何がしたいんだろう?」
非常に難問であるにも関わらず面接官からは「将来何がしたいと考えていますか?」という問いが次々と出てくる。
そこで一番やってはいけないことが「その場しのぎで嘘をつくこと」だ。
なんだか大きなことを言いたくなる気持ち、言わせる雰囲気がそこにはある。
けれども嘘はまずい。「人間として」はではなく、自分を壊すからである。
自分の思ってもいないことを口にすると、どんどん自分の言葉に自信が持てなくなる。それが事実であっても、それが嘘か本当かわからなくなる。
...少し話が脱線したが「やりたいこと」を探すことは以上のように難しい。
「やりたいこと」が「よし考えるぞ」と思った途端、天から降ってくるなんて話は残念ながら聞かない。
それならば「やりたくないこと」を考えればいいのではないか、というのが今回の話だ。
就活に例えて言うならば「地元に留まりたくない」「受託で働くのは嫌だ」...なんだっていい。
やりたくないことを一通り書きなぐったら、次は冷静に「なんでやりたくないんだろう」と理由を考えていけばいい。
とにかく自分の中の「やりたくないこと」を並べよう。
また「やりたいことがあっても、その中にやりたくないことが含まれている」なんてことはよくある。
「やりたいこと」を見つけることは難しい、
逆に「やりたくないこと」は結構よく出てきたりする。
無いなら胸を張って言おう「今やりたいことはわからない」と。
一生懸命、目の前のことを頑張っていれば「やりたいこと」はきっと見つかるんじゃないか、と言うのが僕の持論である。
僕の尊敬している方は「めちゃくちゃ頑張ってるとチャンスが訪れる、それを掴んで絶対に離さない。その繰り返しだ」と仰っていた。
無いならとにかく目の前のことを頑張ろう。
むしろ、やりたいことが見つかった時に「できない」ではなく「やらない」という選択肢が持てるくらいの人間になろう。
おしまい。
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