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シリコンバレーへ行ってきました。

(上の写真は出発の時 成田空港にて)

先日、シリコンバレーへ行ってきました!(きっかけ等の詳細は以下写真)

 

 シリコンバレーへ行ってみて、色々と刺激をもらって帰ってきたのですが、その中でも特に印象的だったことが3つあります。

 1つ目が同世代のGoogleの新卒女性社員と話して感じたことです。もともと「Googleはどんな人たちが働いているんのだろう」と思っていたので、良い機会でした。彼女とは年もそう変わらないということもあり、気さくに話して頂いたのですが、終始凄く落ち着いた雰囲気と、話の節々から仕事を本当に楽しんでいると思うことができました。また、彼女の口からは何度も「やりたいことは常に多くある」と聞きました。自分個人として、それほど年も変わらない彼女がかなり大きく見えました。また、自分が「目標や夢を見つける」という行為を無意識のうちに諦めていたと気づくことができました。そして最後に彼女の口から「やりたいことはあるけれど、Googleの社員と話したら面白かった。一緒に働きたいと思ったからここに入った」という言葉を聞いて、自分の気持に素直に生きるという大切さを再認識しました。彼女の場合、そう思ってその通りGoogleで働けることが凄いんですが...(笑) このタイミングで彼女と出会うことができ本当に良かったです。もっと自分を持って、堂々と目標に向かって生きることができるように努めようと思いました。

(案内していただいた Google Main Campus)

 2つ目は、サンフランシスコで起業した日本人の方の話です。彼は現在エンジニアとして働いています。話は主に「アメリカで働くことと日本で働くことの違い」でした。一言で言ってしまえば、日本はかなり内向きで、アメリカは外向き。街中のカフェで他社の社員と意見交換をしたり、自分の今やっている仕事について話したりすることが自然と行われているそうです。日本でもセミナーや勉強会という文化が浸透しつつあるように感じますが、自由度は圧倒的にアメリカのほうが上だと感じました。余談ですが、自分も社会人になっても社外の人と意見交換はしたいと思いました(難しいことも多くあると思いますが)。

 また、アメリカではエンジニアが1社に勤めるのではなく、リモートで幾つものプロジェクトにコミットしているという話も聞くことができました。最近日本でも同様の事例は聞きますが、規模が違いました。だからこそ、優秀なエンジニアがのびのびと自分の得意分野で活躍でき、成長していく。サンフランシスコという環境自体が人材を育成する仕組みを創っている、と感じました。国独自の文化はあるにしろ、日本でも同様の環境を創ることができる、再現性はあると感じたので、単純に「アメリカという環境で働く」ではなくとも「日本に同じ環境を、みんなで創る」ということが将来できたらな、と強く思いました。

(現地の日本人の方とお会いした Sightglass Coffeeの内観)

 3つ目は、今回利用したアメリカ発のサービス(Uber)についてです。この2つは日本にも進出していて、使ったことがあったのですが、やはり本場の使い心地は違いました。まずUberは、州内どこにいてもすぐに車が見つかるんです。これは凄いと思いました。一見ITに全く精通していないような高齢者の方や、おばさんがGoogleMapとBluetoothのイヤホンを使いこなしているんです。下手したら日本の20代よりもリテラシーが高いのでは...?と思いました。だからこそ、なかなか日本では流行らないのではないか、とも思いました。流行らないと感じた理由は他にもあり、例えば「指定すれば家の前まで迎えに来てくれる」という一見良さそうなことも、日本ではまだ「家が特定される」とか逆に提供側の「女の子しか乗せたくない」とかいう問題が考えられる等です。日本にそのまま輸入してくるのではなく、少なくとも日本版に加工する必要があるな、と感じました。こういう思考が生まれたのも、現地で生のサービスに触れることができたからだと思います。現地でUberを実際に使ってみて得た学びは「サービスを考えるときは現地の文化を知れ」ということと「普段自分が当たり前だと思っていることは当たり前ではない」ということです。言葉にすると当然のことですが、それを言葉だけでなく身を持って経験できたことは財産になると思います。

(最終日に観光したベイエリアのとある風景)

 この他にも、色々と思うこと、得るものはありました。出発前は「シリコンバレーといっても言語が違うだけで日本の渋谷と同じなんじゃないかな」と思っていたのですが、見事に良い意味で裏切られました。

 この度は会社訪問、アポ取り、宿、おすすめスポット等、様々なことを用意して頂きました。このような貴重な機会、場を設けて頂き誠に感謝いたします。提供していただいた企画に見合う学びを持って帰ってくることができたかは、これからの自分の行動次第だと考えております。この経験がただの独立した経験で終わらないよう、これからに活かしていきます。

レバレジーズ様、スローガン様、ありがとうございました!


おしまい。 

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