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ものを「作る」と「売る」話

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地場産業・伝統工芸・量産品の「作る」と「売る」に関する記事をまとめています。
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2020年10月の記事一覧

プロダクトデザイナーが陶芸を習い始めて一年経ったので、町の陶芸屋さんをそろそろ始める。

本業がプロダクトデザイナーの自分ですが、自らの手でモノを作りたくなり、一年ほど前から陶芸を始めました。少しは上達してきたので、自分のためではなく、人のために作品を作って販売していきたいと考えるようになってきました。 そこで思いついたのが、町の陶芸屋さん。 町の陶芸屋さんとは何かというと、お店には器は置かないで、来たら話しながら、欲しい器のイメージを聞いて、自分がデザインして作って、一か月後にお届けするみたいな感じです。 つまり、既に作った器を販売するんじゃなくて、オーダ

物を売る方法を改めて考えてみる。

今回は消費者に商品を直接買ってもらう方法を考えてみます。 B2CとB2Bでは販路拡大の戦略が異なりますので、法人の販路(B2B)については、既存顧客からの紹介が一般的かと思いますので省きます。 前提として、中小製造業の新規事業、町工場や伝統工芸の職人さんがこれから新しく商品を売ることを想定して話していきます。 リアルかオンラインか 商品を新しく作るときに、まずどこで・誰に・どうやって売りたいかを具体的に考えることをおススメします。どこで売るかも分からないまま商品開発を先