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宇宙寺院計画に隠された真実とは?報道に疑問を持つべき理由

私は仏教に興味がある一般人ですが、、先日、NHKが報じた「京都 醍醐寺など “宇宙寺院” 来年打ち上げへ」というニュースを見て、驚きと疑問を感じました。

醍醐寺とテラスペースによる宇宙寺院計画

このニュースによると、醍醐寺という世界遺産の寺院と、テラスペースというベンチャー企業が共同で、仏像を載せた人工衛星を打ち上げて「宇宙寺院」とする計画を進めているそうです。

https://www.terraspace.jp/

この計画の目的は、「場所や時間を問わず祈りをささげることができる」ようにすることや、「世界の平和を願う場所」にすることだそうです。

しかし、このニュースは本当に信じられるものなのでしょうか?

私は、この計画や、それを報道したNHKの姿勢について、以下の三つの点で批判的に考えてみました。

第一に、この計画は仏教の教えと矛盾しているのではないか?

醍醐寺は真言宗醍醐派の総本山であり、真言宗は空海(弘法大師)が伝えた密教を基礎とした仏教の宗派です。真言宗では、仏や菩薩の真言(マントラ)を唱えて祈り、仏や菩薩の智慧や慈悲に近づこうとする教えです。

しかし、この教えは、人間自身が努力して修行することが重要であり、場所や時間を超越することはできません。仏教では、場所や時間は因果の法則によって決まるものであり、それらを変えることは不可能です。したがって、宇宙寺院は場所や時間を問わず祈りをささげることができるというのは、仏教の教えとは異なるように思えます。

第二に、この計画は科学的にも倫理的にも問題があるのではないか?

この計画では、仏像を載せた小型の人工衛星を打ち上げて、地球からおよそ500キロ離れた軌道を周回させる予定だそうです。しかし、この計画には科学的にも倫理的にも多くの問題があります。例えば、

第二に、この計画は科学的にも倫理的にも問題があるのではないか?

この計画では、仏像を載せた小型の人工衛星を打ち上げて、地球からおよそ500キロ離れた軌道を周回させる予定だそうです。しかし、この計画には科学的にも倫理的にも多くの問題があります。例えば、

  • この計画はどのようなロケットを使って、どこから打ち上げるのか?

  • この計画にはどれくらいの費用がかかるのか?

  • この計画は誰が資金提供しているのか?

  • この計画は国際法や国内法に適合しているのか?

  • この計画は宇宙ゴミの問題や地上への影響を考慮しているのか?

  • この計画は文化財や信仰心を損なわないか?

これらの問題については、NHKのニュースでは一切触れられておらず、醍醐寺やテラスペースも明確に説明していません。この計画は非常に高度で危険なものであり、社会的な責任や透明性が求められるべきです。しかし、この計画はそのような要件を満たしているとは言えません。

第三に、この計画はメディア露出や資金集めを狙ったものではないか?


この計画は、宗教的な意味合いよりも、メディア露出や資金集めを狙ったものではないかと疑われます。実際、醍醐寺やテラスペースは、この計画の実現にはおよそ2億円が必要だとして、クラウドファンディングを始めたことを発表しました。

クラウドファンディングでは衛星に取り付ける銘板に名前が刻印されるなどの特典が用意されるということです。

しかし、これは本当に仏教の精神に沿ったことなのでしょうか?仏教では、利他の心や無我の心を重んじますが、この計画は自己の名声や利益を求めることになりませんか?

また、この計画は本当に世界の平和や人々の幸福を願っているのでしょうか?

クラウドファンディングでは衛星に取り付ける銘板に名前が刻印されるなどの特典が用意されるということです。

しかし、これは本当に仏教の精神に沿ったことなのでしょうか?仏教では、利他の心や無我の心を重んじますが、この計画は自己の名声や利益を求めることになりませんか?

また、この計画は本当に世界の平和や人々の幸福を願っているのでしょうか?

それならば、そのために使われるべき資金や技術を他のより有意義な活動に使うべきではないでしょうか?

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