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関連図作成のコツ

皆様、お勉強に実習にお忙しいことだと思います。
課題は出されたものの、「何をすればよいかわからない」って方は多くいらっしゃると思います。
ちなみに私もその一人でした。
今回は関連図作成のコツについてまとめさせていただきました。

<関連図のコツについて>
記録をいかに充実したものにするかは関連図がカギです。関連図には描き方があります。今から説明するように描いていただければ、簡単に個別性のある充実した関連図ができます。
関連図は下図のように、まずは中央に病態関連図から書きます(病態関連図には最低限、患者 A さん、年齢、性別は 記入する)。
次に、その症状から生じるさまざまな生活への影響を考えます。具体的には、上図の「ADL への影響」や「セルフケア不足」などです。 ここですでに、いくつかの看護問題が出てくると思います。この時点でも、関連図としてはそれっぽくはなっていると思います。
さらに関連図に深みと個別性を持たせるために、五つの四角で挙げた項目例(入院による変化など)について記入します。
ここら辺を描くことで、同じ疾患であっても患者特有の個々の問題が出てくるはずです。
そこで、さらに看護問題を考えれば、個別性を考えた関連図が出来上がります。 関連図を描きながら、新たな看護問題が見えてきて、看護計画の立案と実行につなげていくことで、充実した実習ができると思います。
ボリューミーな関連図になってしまっても、ちぐはぐな関連図になってしまっても、それはあなたが頑張った証拠です。これが個性なのです。
関連図には正解がないため先生の目には努力の結晶として捉えられることでしょう。

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