あの選手が欲しい!欲望の「獲得希望選手」を語ろうの回~外国籍編~

今回は外国籍選手編です!
さすがに海外の選手を紹介できるほどのリサーチ力はないので、今シーズンBリーグでプレーし、自由交渉選手リスト入りしている(6月5日時点)選手に限定します。

外国籍ガードはアリ?ナシ?

 on3解禁により近年増えてきた外国籍ガード(この記事ではリーグ登録のメインポジションがPG、SGの選手を外国籍ガードとします)。僕は外国籍ガード獲得のメリットは、「外国籍選手vs日本人選手のマッチアップを作り出せること」だと思います。Bリーグの外国籍選手の大多数はビックマンです。そのため外国籍ビックマンは、ほとんどが外国籍選手同士でのマッチアップになります。もちろん外国籍選手同士で力の差はありますが、リーグ全体的に外国籍選手のレベルが高くなってきているので、明確なアドバンテージを作ることが難しくなってきています。
 一方で外国籍ガードがいるチームはB1では4チーム(宇都宮#25ニュービル、千葉#34スミス、渋谷#5クレモンズ、佐賀#2ガルシア)の4チームです。アジア枠を含めると7チーム(北海道#2ラモス、信州#0アバリエントス、三遠#0ラベナ、三河#43デソン、名古屋#2レイ、京都#7ライト、大阪#11ヒョンジュン)です。つまり、これらの計11チーム同士で対戦する場合以外は、外国籍選手vs日本人選手のマッチアップを作り出せる可能性が高いです。外国籍ガードはスピード、フィジカルの身体能力面だけでなく、ハンドリング、シュート力など技術面も日本人選手より優れていることが多く、非常に得点力があります。日本人選手とのマッチアップで、この得点力を活かしやすいのが外国籍ガードのメリットかなと思います。
 前置きが長くなりましたが、僕はナイナーズは外国籍ガードを獲得するべきではないと考えます。僕が外国籍ガード獲得の必須条件だと考えているのが「代表クラスの日本人(帰化アジア)ビックマンの存在」です。先ほど上げた4チームはどのチームも日本代表経験のある帰化ビックマンがいます(宇都宮#33ギャビン、千葉#50アイラ、渋谷#8ホーキンソン、佐賀#55ハレルソン)。前置きで話した通り、Bリーグの外国籍選手が大多数がビックマンです。個人の感覚ですが、外国籍選手vs日本人選手のマッチアップはガード同士よりビックマン同士の方が外国籍選手のアドバンテージが大きいです。もちろん活躍している日本人ビックマンはいますが、ファウル覚悟の守り方をしてようやく戦えるという感じなので、長時間の起用は厳しいと思います。そのため、外国籍ガードに枠を割いて日本人ビックマン主体で戦うことになると、相手チームにインサイドでアドバンテージを与えることになるので本末転倒です。
 ナイナーズは帰化アジア枠をヤンに割いており、ルール上帰化選手と契約できません。悲しい話ではありますが、そもそも代表クラスの帰化選手と契約するのはナイナーズの資金力では厳しいと思います。もしヤンと契約していなかった場合、アジア枠でビックマンを連れてくる手もありましたが、現状横浜#11ソット以外アジア枠で活躍しているビックマンがいません。おそらく1試合10~15分の起用が限界で、これだと外国籍ビックマンの代わりには心許ないです。そのため、ナイナーズが代表クラスの帰化選手or20分強プレイできる日本人ビックマンを獲得しない限りは外国籍ガード獲得は
 というわけで、僕は外国籍ガードを獲得しない方針で欲しい選手を上げていきます!

どんな外国籍選手が欲しい?

 ブース&ヤンの契約継続が決定、ゲルンが契約継続と仮定して考えます。僕は広島#12エヴァンスのようなハンドラータイプのSF/PFの選手か、ブースのような3Pの打てるPF/Cの選手がいいと思います。前者は今シーズンのラーの個人突破&相手外国籍SFのマークをしてもらう想定です。ラーのメインポジションはPFでしたが、リーグにSFの外国籍選手が増えてきているので201cmくらいのSFがメインポジションの選手がいいなと思っています。後者は僕の願望です。僕は来シーズンはシュート効率を上げることを目指してほしいと思っています。以前シーズン振り返りnoteでも触れたのですが、ナイナーズのシュート効率はリーグ下位です。その原因の1つが現在のミドルシュート多投のスタイルです。難しいところではありますが、もう少し3Pを増やしていいのではないかなと思っています。3Pが打てるビックマンをもう1人加えることで、3Pの割合を増やして欲しいと思います。
(※追記)
このnoteを公開する直前にに星野、半澤の加入が発表されました!
SFの選手が2人増えたので外国籍はPF/Cになりそうですね

候補1 ジェレミー・ジョーンズ SF/PF (FE名古屋)
 昨シーズンスティール王を獲得した万能SFです。印象は一回り小さなラーって感じですね。ハイライトしか見られていませんが、ドライブでのゴールへのアタック力も高そうです。3Pも35%とそれなりの確率で決めています。体重が100Kg切っているので、相手によってはPFとして長時間起用するのは厳しいかもしれません。

候補2 アンジェロ・カロイアロ SF/PF (大阪)
 ハイライトを見て得点力の高さはもちろんですが、視野が広さに魅力を感じました。203cm、102kgとPFでもやっていけそうなサイズです。リバウンドも平均6.8本とかなり取れています。ただ、大阪がまさか放出すると思わなかったので、他クラブから魅力的なオファーを既に受けている可能性アリ。

候補3 ジャスティン・マッツ SF/PF (信州)
 ポテンシャル抜群の若手ビックマンです。身体能力抜群で、スピードのミスマッチを活かして外国籍選手相手でもドライブで得点していきます。ボールを持つ時間が長かったというチーム事情は若干関係していそうですが、平均アシストが4.3本とただの身体能力ごり押しの選手ではなさそうな感じもします。アウトサイドシュートが苦手なのでゲルンと併用しにくそうなのが懸念点かもしれません。

候補4 ジェロード・ユトフ PF (横浜BC)
 昨シーズンの京都の躍進を支えたNBA経験のあるPFです。スラっとしていて手足が長く見えるので、ブロックがかなり高く感じそうですね。3Pをおとりにしたシュートフェイクからのドライブもキレがあり強力です。ただ、パワー系ビックマンとのマッチアップに苦労しそうなのは若干不安か。(フットワークが試合前のルーティンぽいので、ヤンと一緒に演出無視でマイペースにやっているところが見たい)

候補5 ジョーダン・ヒース C/PF (川崎)
 ブロック王獲得経験もあるディフェンスの名手です。怪我が増えてきていることは懸念材料ですが、走れて3Pも打てる現代バスケで非常に重宝するタイプのビックマンです。川崎のチーム再編に伴い放出されましたが、まだまだB1の舞台で戦える選手だと個人的には思っています。

候補6 マイケル・フィンケ C/PF (山形)
 B2プレイオフを見ていて気になった選手です。アウトサイドシュートの得意なビックマンであり、3Pを毎試合5本打ちながら、40%近い確率で決めています。技巧派ビックマンかと思いきや、身体能力もそれなりにあるイメージ。ブース、ゲルンどちらと同時起用してもばっちり機能してくれそうな気がします。(山形の外国籍選手スカウト能力すごいなぁ)

以上6名です!
他クラブの試合まできちんと追えている訳ではないので、スタッツやハイライトの印象に引っ張られている部分はありますが、この6名がナイナーズにフィットするんじゃないかなと思いました。願い事は全部言ったので、あとは誰が来てくれるか、リリースを待ちたいと思います。

今回も読んで下さりありがとうございました!

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