第3・4・5節の振り返り~今シーズン初勝利&3連勝~

待望の今シーズン初勝利&3連勝!
少しずつチームが機能し始めてきた感じがしますね。
今回はそんな2週間の5試合を振り返ります。

第3節 vs千葉

大幅なスタメン変更

青木&ヤン欠場の影響もあってスタメンが前節と3人変わりました。注目ポイントはゲルンとブースを入れ替えたこと。ペイントエリアを主戦場にするゲルンとドライブ+ミドルのプルアップが多いラーはプレーエリアが被ります。その結果若干ラーが攻めずらそうにしていたので、ラー&ブースの時間を増やす方がいいと思います。

増やしてきたゲルンのポストプレー

予想通りゲルンのポストプレーを増やしてきました。
千葉のインサイドとは常に高さのミスマッチがあったため、高めのパスで簡単にインサイドにボールが入れられたのも影響していたかもしれません。
フィニッシュの精度がもう少し上がったらさらに強力な仙台のオプションになりそうです。

課題のリバウンド

DFリバウンドを取り切れない場面が目立つのが気になりました。
特に日本人選手がボールウォッチャーになっていることが多かったです。PGの選手がリバウンドを取れればそのままボールプッシュして速攻に持ち込めるのでここは頑張って欲しいです。

第4節 vs群馬

ソルジャー大爆発&好調の阿部

ソルジャーのシュートがまあ入る。加えて阿部も第3節から好調を維持しています。この2人の良さはスキルやシュート精度よりも思い切りの良さです。仙台は昨シーズンからハーフコートオフェンスでの停滞が目立ちます。この2人のように多少タフショット気味でも、自分のタイミングでシュートを打ちきってくれる選手がいると、ショットクロックギリギリのタフショットでオフェンスが終わって速攻を食らうという場面が減りそうです。

ラー抜きでも46点取った後半

仙台の得点源であるラーが負傷で後半出場しませんでした(試合後の検査の結果4週間ほど欠場予定)。ラーの欠場は痛いですが、他の選手のステップアップに期待です。ここからはこの試合にあまり関係ない話ですが、今シーズンのラーの良さはOFよりウイングスパンを生かしたDFにある気がしています。実はラーは今シーズン1試合平均1.7本のスティールを記録しています。(リーグ4位)今はまだマンツーマン主体ですが、シーズンが進んだらラーを前に置いた3-2のゾーンDFとかも見てみたいですね。そこからのラーの速攻とかはかなり強力そうです。

第5節 vs信州

好調のブース&覚醒の気配すら感じさせる阿部

ブースが2試合連続で20点オーバーの活躍を見せます。速攻でも外から打ちまくります。OFリバウンドはもちろん弱くなりますが、その分ブースが早く戻れるためカウンターを減らすのにもつながりそうです。そして阿部。まさかここまで点が取れる選手だとは思いませんでした。今までの仙台にはいなかった強引にドライブからフィニッシュまで持って行けるタイプの日本人選手です。加えて速攻のボールプッシュもできます。課題を挙げるとしたらフリースロー&アウトサイドシュート。ここの確率が上がればもう2.3点は取れそうです。

ラーがいなくても点が取れるOF

ラー不在の3試合で得点力不足にあまり悩まないという嬉しい予想外。ラーにボールを渡して周りの脚が止まるシーンがない分、ボールと人が良く動いています。ラーをOFの中心にするのではなく、OFのピースの1つとして、いかに強みを活かして活用するかがカギになりそうです。めっちゃラーのことをたくさん書きますが、ラーの強みは1on1での打開力ではなく、フィニッシュ力だと考えます。実際1on1では、相手を抜けずにプルアップを打つシーンが多いです。(これが打ち切れるのも強みではありますが)もっとチームOFの流れの中でラーにボールを渡せれば、もっと楽にフィニッシュできるようになるはずです。

今週末は横浜との対戦。僕が提案するのは、河村には何点取られてもいいから周りを使わせるな作戦です。横浜はここまでの9試合のうち8試合はリーディングスコアラーが河村です。その分アシストが昨シーズンの8.5本から5.7本に減少しています。河村はダブルチームへの対処が抜群にうまいため、下手にとめようとダブルチームを仕掛けると、周囲に点を取られます。だったら河村に40点取られた方がいいです。仮に河村に40点取られても、周囲を25点に抑えれば65失点しかしません。河村頼みのOFを意図的に展開させるのが勝負のカギだと思います。

長くなりましたが、今回も読んでいただきありがとうございました!


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