第27節の振り返り vs宇都宮

北海道戦で連敗を止めた勢いを持ち込めるか

宇都宮の3Pが止められないGame1

Gameqは試合を通じて宇都宮の3Pが決まり続けます。仙台は#25ニュービルや#6比江島のキープレーヤー2人にきっちりプレッシャーを掛けますが、それでも決めてきます。特にニュービルはショットクロックギリギリまで追い込んだのにDFの上からでも決めてきました。さすが神と崇められる男。3Pを警戒して距離を詰めるとドライブで抜きに来る、ドライブを警戒して若干下がると3P、シンプルかつ強力な攻め方です。ただ前半点差が開いた原因はそこ以上にリバウンドです。特に2Qは仙台5本(OR1)に対し宇都宮13本(OR4)と8本差です。宇都宮の方がシュート確立が高いためDRの本数で差が出るのは当然なのですが、ORだけで3回相手に多くOFの機会を与えています。高さはゲルンが上ですが、ボックスアウトの徹底だったり、自分が取れなくても味方の方に弾いたり、チームでリバウンドを取ってきました。こういうハードワークは見習わないといけないポイントです。

経験値の違いを感じたGame2

第2戦は仙台がビハインドで宇都宮を追いかける時間が続きます。4Q5分を切って2ポゼッション差まで詰めたところで、宇都宮がギアを上げてきます。ニュービルの個人技からのバスケットカウント、そのリバウンドが若干アンラッキーな形で宇都宮の手に渡り、遠藤の3Pで再び点差が10点に開きます。点差を詰めるために仙台はボールマンにダブルチームでプレッシャーをかけますが、G同士のパス交換でたやすくフロントコートまで運び、パスを回してきっちりゴール下でのショットを作りました。一方仙台はブースのイリーガルピック、タイムアウト明けのスローインミスと少しでも早く得点したいという焦りからか、痛すぎるTOが続きます。最後までつけいる隙を見せて貰えず、強豪と呼ばれるチームとの差を感じるラスト5分でした。

2連敗かつ点差も20点近くついており、結果的には大敗と言って良いでしょう。しかし、OFに関しては平均失点69点の宇都宮から2試合とも80点近く得点を奪うなど収穫もありました。DFも決してソフトだから点を取られたわけではなく、ハードに戦った上で個人、チームともに宇都宮の方が完成度が高く負けたという感じでした。苦しい展開でしたが、選手は決して気持ちを切らすことなく戦い続けており、下を向くような負けではないと感じています。
ここから強豪との試合が続き、試合の中で苦しい時間が長くなることが予想されます。そんなときでも戦い続けられるチームだということを再確認できた2試合だったのではないでしょうか。

今回も読んでいただきありがとうございました。
試合とnoteの投稿の時間差が大きくなってきていますが、縮められるように頑張ります!

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