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年末にキレイにしたい!キッチン大掃除のポイント【後編】

大掃除で一番気合が入る場所と言えばキッチンを挙げる人も多いのではないでしょうか?
お風呂やトイレ以上に毎日使う場所であるキッチン掃除は、日頃からキレイにしていているつもりでも、気づかない場所に汚れがたまっているものです。
キッチンの汚れる原因や、キッチン掃除のポイントなどを抑えて、ピカピカのキッチンを目指しましょう。

後編では、キッチン掃除の準備「掃除道具編_をお届けします!

キッチン掃除の準備「掃除道具編」

キッチンを掃除するために必要な道具をご紹介します。

・歯ブラシ
使用済みの歯ブラシは、掃除用ブラシが届かないような場所でも汚れを落とすことができるお助けグッズです。
掃除のために捨てずにとっておき、あらゆる場所で使えるように複数本あると便利です。


・汚れていいふきん
油汚れを拭き取る際やカビを拭き取る際、汚れてもいいふきんをたくさん用意しておく必要があります。
使い古したバスタオルや綿シャツの切れ端などを十分に用意しておきましょう。


・マンゴーカットスポンジ
マンゴーカットスポンジは、格子状に切り込みを入れたスポンジです。魚焼きグリルや餅焼き網などを掃除するときに使用します。切り込みが編み目にマッチして細かい汚れを落としてくれます。


・軍手雑巾
ゴム手袋の上から軍手をした状態で、拭き掃除をします。
雑巾が届かない箇所を、自由な力加減で掃除ができるので便利です。例えば、細かいパーツのあるホームベーカリーや炊飯器ポットなどを消毒するときに使います。


キッチンが汚れる原因は?

玄関やリビングの汚れは砂やホコリ、お風呂やトイレの汚れはカビや水アカですが、キッチン汚れはキッチン独自の汚れがあります。それは「油汚れ」です。
料理をするときに飛び散る油汚れが、ホコリや食材カスなどと混ざり、べた付いた固まりの汚れに転じます。

油汚れは思った以上に飛び散っていて、床や壁だけでなく、ガス台まわりの家電などにも油がこびりついています。
もちろん、油汚れ以外にも、ホコリや水アカ汚れもあります。
油汚れはアルカリ性の洗剤が、水アカ汚れには酸性の洗剤が効果的です。
また、ホコリが混じった油汚れは、重曹水を吹き付けるとよく落ちます。重曹水で落ちない場合は、台所用洗剤を混ぜると汚れを浮かすことができるのでおすすめです。

キッチン掃除の注意点

キッチンは、水回り、壁、床、家電製品と、他の場所よりも掃除する場所が細かいことが特徴です。
特に注意したほうが良い点をまとめました。


・強くゴシゴシしない
ガンコな汚れに対してはつい力任せな掃除をしてしまいがちですが、これはNGです。
ゴシゴシすればするほど、こすっている箇所は傷だらけとなってしまうのです。
特にメラニンスポンジを使う際は、力任せにこすると傷の原因を作っているだけとなるので、メラニンスポンジは、蛇口の水アカや、一回で拭き取れるような汚れの際に使用しましょう。


・掃除しやすい環境にしてとりかかる
キッチンはモノが多い場所あります。また、お皿やグラスなど、壊れ物が多い場所でもあります。
大掃除をする際は、しまえる家電製品はしまい、なるべく広く場所をとった環境で掃除を実施しましょう。


・強い洗剤を使う際はゴーグル・手袋・マスクを忘れずに
掃除用スプレーで塩素系の漂白剤を使用するときは、必ずゴーグルと手袋、マスクを忘れずに装着してください。
直接目に入ると、目を痛める危険性があるほか、酸欠になってしまうこともあります。
一度に大量に使うのではなく、様子を見ながら少しずつ汚れを落とすようにしましょう。
また、こまめな換気も忘れずに。

キッチン大掃除のまとめ

キッチンの大掃除は以下のポイントにまとめられます。

・酸性、中性、アルカリ性、それぞれ汚れにあった洗剤を用意しておく
・自宅のキッチンはどんな汚れが原因なのか把握しておく
・キッチンの大掃除をするときは力任せでゴシゴシしない
・強い洗剤の場合はきちんと身を守る

ガンコな油汚れは主に「放置」が原因です。
常にピカピカにしておくためにも、油汚れは放っておかず、こまめに拭き取りましょう!

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