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読書録

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読んだ本の感想。 小説、エッセイ、漫画、写真集に図鑑。 どれも大好き!
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記事一覧

読書録「高齢ドライバーに運転をやめさせる22の方法」川畑信也 4冊目

私の実家はど田舎。
車社会で1人1台が基本です。
両親は健在で年齢的に病気と付き合いつつも、おかげさまで元気に過ごしております。
年に1-2回しか帰省しないので、両親に会う度に「小さくなったな」とか「更に人の話聞かなくなったな」など変化に気付きます。

高齢者による交通事故のニュースを見ると背筋が凍ります。「ウチの親は大丈夫だろうか…」そう思うのは私だけじゃないはず。
車が無くなったら生活に困るの

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読書録「へんなものみっけ!1巻」早良朋 3冊目

市役所に勤めていた薄井透が博物館に出向になり、そこで出会ったヘンな人たちとのお話。
ヘンな人たちの正体は研究者や獣医など、その道のスペシャリスト。
「好き」が強すぎて猪突猛進に突き詰めていく姿勢に始めはタジタジだった薄井だが、「自分の好きなものから目を逸らしてしまったが、今なら向き合える気がする」と人生の価値観が変わっていく。

美術館、博物館、図書館が大好きなので、とても興味深くてのめり込むよう

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読書録「生還 山岳遭難からの救出」羽根田治 2冊目

1968年、北アルプス西穂高岳で起こった24歳の同窓生の遭難事故が起こった。彼女たちは無事生還した。
そこからアルピニストでない『ふつうの登山者の生還』に興味を持った筆者が『山の極限状況下を生き抜いた、名もなき人々へのインタビュー』である。
※『』は本文より引用

・『「たら」「れば」が通用しないのは、なにも勝負事の世界だけではない。』

・『「おかしい」と思った時点で引き返していれば何事も起こら

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読書録「かわいい ありがとうの伝え方」YUZUKO 1冊目

小中学生の頃にクラスメイトなどと手紙を送りあったあの文化。

その文化って大人になった今も心がくすぐったい感じがして好きです。

付箋や一筆せんなど、「ありがとう」の気持ちから発生する自分の気持ちを気軽に可愛く伝える術を複数のパターンで教えてくれます。

もちろんきちんとした手紙の書き方もしっかり記載されておりますのでご安心を。

作者のYUZUKOさんはお手紙好きなんだろうな。と伝わってくる温か

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