ミテラボラジオを続けながら考えていること

週に一回程度、会社の有志とPodcast配信を始めて早2ヶ月が経った。
ミテラボラジオ、と名付けたPodcastでは、都度何かしら本を取り上げては、レギュラーメンバーの3人で和気あいあいと1時間雑談をしている様子をひたすら流している。

そもそもミテラボという取り組みを始めたのが、昨年6月ごろ。初期はオフラインの社内勉強会を不定期で行う取り組みだったのが、気がつけば

・週に一度のラジオ配信
・2ヶ月に一度程度のオフラインイベント
・不定期開催の輪読会

など、様々な形態のイベントが続き、とうとう今月は週2〜3で何かしらの取り組みが行われるまでになってきた。随分遠くまで来たものだと思う。

ここまでいろいろと取り組んできて2つ教訓がある。

一つには、「とりあえず公開してしまえ」ということ。
もう一つは、「少しずつ変えろ」ということ。

それぞれ少し説明をしたい。

とりあえず公開してしまえ

これは今回この記事を書いたことにもつながる部分ではあるのだけれど。
Podcast配信をする前、イベントをやっていたころ。ぼくの中には、一応会社としてやっている以上、アーカイブは残したい、という気持ちがあった。

そこでプランとしては、オフラインイベントの文字起こしをするとか、イベントレポートを書くとか、そういう風にアーカイブを創るつもりだった。

これが待てど暮らせど完成しない。なぜか。

理由は簡単で、イベントが終わってしまえばアーカイブは後回しになる。
後回し度に比例するように、質が求められるようになる。
時間をかければかけるほど質が求められる。

そして「公開ボタン」が怖くなるのだ。

結局、取り組みのほとんどはアーカイブとして残らなかった。

結局のところ、0よりは1のほうがマシだし、1がなければ10にならない。とりあえず公開しなければ、恐らくそのアーカイブは永遠に下書きに眠る。

だからこの記事についても、特に精査もせず、15分で書きなぐった記事だけれど、とにかく一度公開してみようと思う。何よりも「公開ボタンが怖い」状態が一番しょうもない。

少しずつ変えろ

もう一つ。
実際に公開ボタンを押してみると、辛い現実が待っている。

それは質の低さに気がついてしまうことだ。

例えば音質、話の構成、音量のバランス、長さ。
いろいろなことが気になり始める。

ここで100点をとりにいかないことが大切。とにかく一つだけ、次に変えてみる。

と、ここで15分。今日はここまで。

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