毎日ブログを書くべきか否か〜『武器になる決断思考』で意思決定の練習してみた
こんにちは、ひつじはねたです。
久しぶりの更新になります。毎日ブログをうたいながらも、数日間は会社の社内勉強会の準備で夜を勉強に費やしていたので休んでました。
ちなみにnoteではこんな記事を書いていましたが、それも勉強の途中過程です。
さて勉強会も無事終わり、昨日はへとへとで寝てしまったのでいよいよ今日から再開していきます。勉強会についてはまた別で投稿しようかなと思っているので、今日は最近読んだ本について。勉強会の次の企画も考えているので、それはアウトプットやプロセスをnoteにしていこうと思います。
読んだ本はこちら
実はずいぶん昔にも読んでたんですが、ふと改めて手にとってみました。今日はそこに書いてあるディベート思考を使ってみようと思います。
まずは書籍の中身のまとめ。
意思決定にディベート思考を応用せよ
著者は大学での討論部での経験から、意思決定にその思考法を応用することを推奨しています。その内容は単純で、議題に対してメリットとデメリットを書き出し、それをバトルさせるという方法です。
このとき議題は、次の3つに気をつけて選びます。
議題を選ぶときの3つの注意点
1.二者択一になるくらい具体的なものを選ぶ
2.議論に値するものを選ぶ
3.明確に結論が出るものを選ぶ
これを元に著者は「具体的な行動を取るべきか、否か」という議題を掲げるべきと記載しています。そこで今回は、「毎日ブログを書くか否か」を議題に置こうと思います。
一応注意点に沿ってるかを改めてチェック。
1.二者択一になるくらい具体的なものを選ぶ
毎日書くか、毎日は書かないかの2択になってる。この際ブログをやめる、という選択肢は消します
2.議論に値するものを選ぶ
ここはちょっと微妙ですが、今回は練習、かつぼくにとっては大事な意思決定なのでOK
3.明確に結論が出るものを選ぶ
ここは1と同じですが、今後とる行動について明確に結論がでる議題になっています。
議題についてメリットを洗い出す
それでは次に、議題についてメリット書き出します。メリットについては次の3つを注意すべきとのこと。
メリットの3条件
1.内因性(なんらかの問題があること)
2.重要性(その問題が深刻であること)
3.解決性(問題がその行動によって解決すること)
では、とりあえず3つメリットを考えてみます。
1.毎日記事を書き上げることで強制的にアウトプットができる
2.毎日何か書かなくてはいけないので、日中の生活に意識的になる
3.その日書くことがなくならないように、メモを書く習慣がつく
一応こちらも3条件にそれぞれがあっているかを確認します。
1.毎日記事を書き上げることで強制的にアウトプットができる
内因性:毎日書かないとインプットに偏ってしまい、外に出す機会がない
重要性:アウトプットの機会がないと考えをまとめなくなってしまい、インプット自体の意味がなくなる
解決性:稚拙でも形に残すことで、インプットを自分なりにまとめることができる
とここまで書いて、ここでぼくが思っているメリットは、「毎日記事を書き上げることで強制的にインプットから気づきを得れること」な気がしてきました、、、。とりあえず次に進みます。
2.毎日何か書かなくてはいけないので、日中の生活に意識的になる
内因性:何も書かない日には、無意識に過ごすことが多い
重要性:通常の生活を無意識に過ごすことで、アンテナが低くなりがち
解決性:なんでもいいからネタを探そうとするので、意識は高くなる
3.その日書くことがなくならないように、メモを書く習慣がつく
内因性:メモの魔力を読んでからメモをとろうと思うものの、少し面倒くさくてさぼりがち
重要性:メモをとらないから、思いついたことや気づいたことをすぐ忘れてしまう
解決性:思いついたことをブログに書ける!忘れないようにしよう!と思うことでメモに残すようになる
こんな感じでどうでしょうか、、。次はデメリット。
議題についてデメリットを洗い出す
デメリットの3条件
1.発生過程(議題の行動を取ったときに、新たな問題が発生する過程)
2.深刻性(その問題が深刻であること)
3.固有性(現状ではそのような問題が生じていないこと)
デメリットも3つ考えてみます。
1.家に帰ってから毎日ブログを書く時間をとることで、他にやりたいことができなくなってしまう
2.毎日書くことから徐々に作業化していき、日々の意識が薄れてしまう
3.毎日書くことから負担が大きく、記事を書くことの改善が回らずに書く力がつかない
こちらも確認していきます。
1.家に帰ってから毎日ブログを書く時間をとることで、他にやりたいことができなくなってしまう
発生過程:仕事から帰ってくる⇒毎日ブログを書く⇒疲れて寝る
深刻性:好きなゲームや読書の時間が削られてストレスがたまる
固有性:ブログを書かなければその分の時間がそのままあてられる
2.毎日書くことから徐々に作業化していき、日々の意識が薄れてしまう
発生過程:毎日書く中で、毎日の記事が薄くなっていく。一つネタを見つけたら満足してしまうようになる
深刻性:作業化してしまうと、書いている意味ない
固有性:毎日書くことで生じる問題
3.毎日書くことから負担が大きく、記事を書くことの改善が回らずに書く力がつかない
発生過程:毎日書くことに必死になってしまい、記事の質を確認できなくなってしまう
深刻性:ただ書いているだけだと文章力が上がらない
固有性:毎日書くことで生じる問題
実際やってみると固有性が考えるのが難しい……。
メリット・デメリットに反論する
最後に出したメリット・デメリットに反論していきます。
ポイントはそれぞれ下記の通り。
メリットへの反論のポイント
内因性への反論:そんな問題はそもそもないのでは?
1.プランを取らなくても問題は解決する
2.そもそも現状に問題はない
重要性への反論:問題だとしても、大した問題ではないのでは?
3.質的に重要ではない
4.量的に重要ではない
解決性への反論:重要な問題だとしても、その方法では解決しないのでは?
5.プランを取っても別の問題が生じるため、問題は解決しない
6.プランは問題の原因を正しく解決しない
デメリットへの反論のポイント
発生過程への反論:新たな問題は生じないのでは?
1.プランだけではデメリット発生にはいたらない
2.プランの影響はデメリット発生にいたるには弱すぎる
深刻性への反論:問題が生じたとしても、たいした問題ではないのでは?
3.質的に問題ではない
4.量的に問題ではない
固有性への反論
5.プランを取っていない現状でも問題はおこっている
6.プランをとらなくても、将来同様の問題が起きる
まずは試しにメリットを一つ。
1.毎日記事を書き上げることで強制的にアウトプットができる
内因性:毎日書かないとインプットに偏ってしまい、外に出す機会がない
重要性:アウトプットの機会がないと考えをまとめなくなってしまい、インプット自体の意味がなくなる
解決性:稚拙でも形に残すことで、インプットを自分なりにまとめることができる
1.プランを取らなくても問題は解決する
外に出さなくてもインプットの方法を工夫すれば(メモのとり方とか)解決するのでは?
2.そもそも現状に問題はない
社内勉強会とかあるし、現状でも問題ないのでは?
3.質的に問題ではない
毎日ブログに書いていることが大してまとまってるとは言えないとしたら、現状と変わりない
4.量的に重要ではない
毎日ブログ書くくらいじゃ量が結局足りないので意味がない
5.プランを取っても別の問題が生じるため、問題は解決しない
毎日書くことだけを考えるために、浅い思考が残るという問題が生じてしまう
6.プランは問題の原因を正しく解決しない
稚拙でも形に残ってしまうことで考えた気になってしまい、むしろ状況は悪化する
とこんな感じでメリットをぼこぼこにしていきます。他の2つは手元でやるとして、デメリットも一つだけやってみます。
1.家に帰ってから毎日ブログを書く時間をとることで、他にやりたいことができなくなってしまう
発生過程:仕事から帰ってくる⇒毎日ブログを書く⇒疲れて寝る
深刻性:好きなゲームや読書の時間が削られてストレスがたまる
固有性:ブログを書かなければその分の時間がそのままあてられる
1.プランだけではデメリット発生にはいたらない
仕事が忙しかったらそもそもプランなしでも時間とれない。昼休みとか土日とか、帰り時間とか、時間の作り方はいろいろある
2.プランの影響はデメリット発生にいたるには弱すぎる
たかだか30分だけでやりたいことの時間が丸々なくなるとは思えない
3.質的に問題ではない
夜趣味の時間がとれないからといって大してストレスはたまらないのでは
4.量的に問題ではない
完全に毎日できなくなるわけではないので量的に問題でない
5.プランを取っていない現状でも問題はおこっている
書かなくても仕事が忙しければ時間はとれない。書かなくてもだらだらしていたら時間はとれない
6.プランをとらなくても、将来同様の問題が起きる
将来仕事が忙しくなっていく可能性があり、結局趣味の時間はとれない
こちらも残りは手元でやります。
結論:毎日ブログは続けます
結果として、次のメリット・デメリットのうち、次が批判に耐えたかどうかの結果でした。
毎日ブログを書くメリット3つ
◯毎日記事を書き上げることで強制的にアウトプットができる
◯毎日何か書かなくてはいけないので、日中の生活に意識的になる
◯その日書くことがなくならないように、メモを書く習慣がつく
毎日ブログを書くデメリット3つ
×家に帰ってから毎日ブログを書く時間をとることで、他にやりたいことができなくなってしまう
◯毎日書くことから徐々に作業化していき、日々の意識が薄れてしまう
×毎日書くことから負担が大きく、記事を書くことの改善が回らずに書く力がつかない
結論メリット3のデメリット1ですね。
メリットの3つは、批判は確かにと思いつつ、それは工夫次第で回避できるよね、というものが多かったことが勝利の決め手でした。特にマンネリについては、どういった工夫が必要かは今後また考えていきたいと思います。
デメリットについては、時間の問題は通勤時間工夫すれば解決できるし、記事の改善が回らない問題はむしろ量をこなすことで改善できる部分があると考えました。意識が薄れていくという批判はマンネリ問題とイコールなので、考える必要がありそうです。
この方法、実際試してみるとめちゃくちゃ時間かかりますが、自分なりに納得した答えが出せるので確かに良さそう。もう一つくらい議題を試してみようと思います。
本日はここまで。全然15分じゃないですが、明日もがんばります。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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