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「太鼓打ち」

僕は太鼓をやってます。
バチで牛の皮を叩き、木の中の空気を鳴らすアレです。
めっちゃ原始的な楽器です。

どれだけ人に伝わる音を鳴らせるか
自分が納得できる音を鳴らせるか

そんなことに人生の大半を費やしています。

だからでしょうか
理屈っぽいことは苦手です。

どれだけ頭の中で考えて
「正しい」って計算されたことも

現実の世界ではまったく違う結果になること知ってます。
理屈で太鼓って鳴らないんで。

ばちの角度がどうで
スピードと皮と触れる時間がどう
とかじゃなくて

「鳴らしたい」って想いが
太鼓を鳴らすんです。

何度も繰り返し
自分の細胞単位で覚えた
体験、経験こそが
納得できる音を作るんです。

頭の中でごちゃごちゃ考えたり
理屈を並べるよりも
やってしまったほうが早い!
なんてことありますよね

僕と一緒にいてくれる子どもたちには
評論家になるより
圧倒的なプレーヤーになってほしい

世の中を言葉でどうにかしようとするんじゃなくて
荒波を笑って楽しめる
そんな一歩を一緒に体験していきたい

って思ってます。

世の中に
「笑顔」と「勇気」と「ワクワク」を回せる

そんな太鼓打ちに。

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