金沢おとな旅
友人が金沢に一棟貸しの宿を作ったので泊まりに行ってきました。
お昼到着で、まずはランチ。
混んでるの嫌だなー、並ぶの嫌だなーと、前日になって予約できるお店を検索。
案外、ランチで予約できるところ、少ないんですね・・。
おでん懐石、どんなんだろーって思っていたのですが、こちら大当たりでした。私の食いしん坊嗅覚えらい！
場所は金沢駅から徒歩10分弱。
古民家をリノベーションした格子戸が美しいお店。
そしてご主人がとーっても気さくな方でした。
お一人で来られた方にも
常連さんにも
同じように接してくださるのはいいですねっ。
少食なのでコースが完食できるか心配でしたが杞憂でした。
最初の季節の前菜盛り合わせから見た目も美しいし
ヴィシソワーズっぽいスープ(?)があって嬉しい。
白身魚の薄造りはお塩で。
おまかせおでんは最初に大根が出て
次にトマトとレタス！しかしこれがおいしいんです。
上にチーズもトッピング。
レタスがシャキシャキしていてトマトの酸味がおでんの汁と合う。
最後に大きなクルマ麩の真ん中に半熟卵。
とろとろでジュワッと薄甘いおでん汁が染みてて最高。
（でもこれ、外国からのお客様はほぼ残しちゃうそうです）
お茶漬けはおでんの汁で、上にとろろ昆布。
最後にデザート。
日本酒の飲み比べもしちゃいました。
ここはまたわざわざ伺いたいお店です。夜も行ってみたいです。（気づいたらおでんの写真をあまり撮っていませんでした）
チェックインの15時にはまだ時間があるので、カーシェアで車を借りてドライブ！
千里浜なぎさドライブウェイは、日本で唯一、砂浜を車で走れます。お天気もいいし、気候もいいし、最高です。砂浜なのに、全然タイヤ跡がつかなくて固まっているのが不思議。
そして久しぶりの氣多大社へ。入らずの森のところが好き。
その後、夫が行きたいと言っていた国指定重要文化財 加賀藩十村役 喜多家へ。
こちらは、当主が案内をしてくださいます。目立たぬよう、あえて土地を低く削ってそこに建物を立てたとか、身分によって入る場所が違うように設られた４つの玄関のこととか、お殿様用のお部屋など見せていただいたりととても興味深かったです。
さて宿は、主計町の茶屋街にあります。
川沿いの築100年越えの建物をリノベーションした「風知空知」。
階段を登ると、寝室と檜風呂。
この辺り、食べ歩きのお店や雑貨屋さんなどがないので、意外と人が少なくて、観光客が京都に求める雰囲気ってこの辺りみたいな感じじゃないのかなーって思いました。
夕食は、並びにあるお鮨屋さんへ。徒歩0分。
玄関をガラッと開けて2階に案内されるとカウンターとテーブル席。
カウンターの目の前で店主がお鮨を握ってくれます。
あ、おまかせコースのみです。
にこやかでやわらかい接客でてきばきと握ってくれるお鮨をいただくのって
幸せな時間です。お酒は能登を応援するためにもと「白菊」を飲みました。
お店を出たら、夜の茶屋街もよい雰囲気。
そして朝のお散歩も気持ちよかったです。
東茶屋街を通り、近江町市場に行って、能登牛を買いました。
こちらの宿、金沢駅から徒歩20分ぐらいとは思えないほど静かで趣のある場所にあり、駐車場も完備しているので、ここを拠点にドライブしたりといろいろ楽しめるのでオススメです。
よい旅でした。
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