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中古車購入時の注意事項1(鍵の状態)

前回は中古車を購入する際の注意事項として、こんな店員のいる店で買うのはオススメしないといった話をしましたが、今回は車を選ぶ際の注意事項もとい確認事項をご紹介したいと思います。

実際、車の確認事項は相当な数がありますので、記事を分けて少しずつ書いていきますね。

鍵の状態をチェック

ここでいう鍵とは運転席のドアに付いている鍵穴の事です。その車の前オーナーの性格が几帳面かそうでないかは、鍵穴の傷の数に比例します。几帳面なオーナーは鍵穴に鍵を指す時きちんと狙って挿し込みますが、そうでないオーナーは鍵穴に鍵を挿す時、結構な確率で外してしまい鍵穴の周りに薄く白い傷が無数につく訳となります。

つまり、鍵穴の周りに薄い傷がたくさん付いている車は前オーナーが車を丁寧に扱っていない可能性が高く、ドアの鍵穴だけでなくハンドル横の鍵穴や運転席ドアの内側にも傷が多数付いている事でしょう。

ちなみに、スマートキー(鍵穴に鍵を挿さなくても鍵を持っているだけで開くドア)の場合は鍵を鍵穴に挿す事は基本的に無いので鍵穴の周りに傷は付かないはずですが、緊急用の鍵穴付近に傷が多数付いている車は前オーナーが相当な横着者だと考えられますので、何処にどんなトラブルが隠れているかもしれない事を考えると、その車の購入はやめた方が良いかもしれません。

あと、ドア繋がりで確認すべき点は運転席ドアの外側に付いているドアノブ部分です。具体的にはドアノブが付いている裏側のボディに傷がたくさん付いているのは、オーナーがドアノブを握ろうとする際に誤ってボディを爪でひっかいてしまうという事が多々起きていたと予想されます。運転席以外のドアは誰が乗っていたか分からないので傷が付いていても仕方ありませんが、運転席側のドアノブ付近の傷は前オーナーの車に対する気遣いが現れますので、ここも見ておくポイントでしょう。ドアノブ裏のボディを保護する為の保護シートがオートバックスやイエローハットで売っていますが、こういった保護シートが貼ってある車は前オーナーが車を大切に扱っていた人なので、購入を検討しても問題は無いと思います。


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