不公平の法則

会社で猛烈に忙しい１日を過ごし、定時をとっくの昔に超えた真夜中。
ふと気がついたら周りの社員はみんな帰って、自分ひとりが会社に残っている状況。
やっと仕事も終わったし、帰るか・・・

１秒でも早く家に帰りたい。と、思ったら最終退出者に最後の大仕事が待っていた！

それは、各フロアに人が残っていないかの確認と、戸締まり状況、エアコンの状況、ロボット掃除機の状況などを見てから、最後に玄関の戸締まりと警備会社のロックをかける事。
もし、戸締まりがちゃんと出来ていないと警備会社のロックがかけられず帰る事もできないし、もし万が一警備会社のロックをかけ忘れて帰ったら、真夜中に警備会社から役員に電話連絡が入り叩き起こされるというリスク付きときた。

って、まてよ！？一番遅くまで仕事してクタクタなのに、更に追い打ちをかけるかの如く、最終退出者のみに与えられた試練をクリアしなければ帰れないなんて、不公平にも程がある！
俗に言う「泣きっ面に蜂」ってやつだ。

忙しい人はどんどん忙しくなる。
貧乏な人はどんどん貧乏になる。
お金持ちの人はどんどんお金持ちになる。

なぜか、物事は一方向へどんどん進んでいく傾向にある様だ。
世の中そんなもんだよね。