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WEB会議の罠

新型コロナウイルスの影響で対面営業がなかなか難しいこのご時世、新規顧客と取引を行う際に私が失敗してしまった事例をご紹介します。

ある日、既存客からの紹介という事で新規顧客の本社がある埼玉県の某所へ行きました。最初のコンタクトという事もあり、その時は対面で打ち合わせを実施したのですが、そこから数日後に具体的な案件が発生した為、最初にコンタクトをとったご担当者と、実際の案件担当者含め5人くらいでWeb会議を実施したのです。

それから更に1週間ほどが経ったある日、最初にコンタクトをとったご担当者と埼玉の拠点で対面打ち合わせを行う事となったのですが、せっかく訪問するので、ついでと言ってはアレですがWeb会議に参加されていた別のご担当者にもメールでアポイントを取りました。

そしてアポイントの日に埼玉県の本社へ向かい、最初にコンタクトをとったご担当者との打ち合わせを行い、終わった後で私はご担当者にこんな事を話しました。「せっかく埼玉の本社へお邪魔しているので、以前Web会議に参加されていた〇〇さんと、この後アポイントを取っているんですよ」と。

そしたら、ご担当者はビックリした顔をして「あの人は本社勤務じゃないですよ。東京の拠点にいると思います」と話して下さいました。

「!!」

以前、Web会議で一緒の画面上にいらっしゃったので、てっきり埼玉本社の人かと思っていたら、実は東京の拠点にいる人だったとは・・・ついでに訪問しようと気軽にアポイントを取った事が裏目に出ました。なんて考えていると、東京の担当者とアポイントを取った時間が刻一刻と迫ってくるではありませんか。

私は埼玉県のご担当者にお礼を言って、そのあと東京の担当者の電話番号を聞き、少し遅れるかもしれないといった旨を内容を電話でお伝えした後、ダッシュで東京へと向かいました。

思い込みって怖いですね。


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