江戸の香り残る神楽坂へ男ふたりカメラ散歩 〜モダンデザインな赤城神社〜
月に一度の東京出張。
沖縄へ戻る最終日、飛行機までの時間で訪れた場所。
新宿区の「神楽坂」。
東京に22年は住んでいたけれど、一度しか行ったことがなかったこの場所に、男ふたりでやってきた。
今回持ってきたカメラはリコーのGR。
GR2と、GR3も出ているが、僕はいまだにGR(1)を使っている。まだまだ現役だ。
江戸の香りが残り、石畳と小道がとても素敵で改めて東京の魅力を感じ取ることができる。
そんな街「神楽坂」にお目当の場所があった。
「赤城神社」だ。
神楽坂駅から徒歩1~2分。「東京一オシャレな神社」とも言われる赤城神社に一度は訪れてみたいと思って、今回沖縄からやってきたわけだ。
神楽坂についたのは朝9時。
土曜日だが出勤する人たちなどもちらほらと行き交う街から一本それると、ほとんど人通りはない。この時間の静かな神社はとても気持ちがいい。
まずは手水舎で清め、早速参拝をすることとする。
東京五輪に向けて、東京では様々な新スポットが出来上がってきているが、どれもとても素敵なデザインだ。
ここ赤城神社も2010年に新しくリニューアルされたそうだ。建築のデザインは東京駅にあるJPタワー(KITTE)、六本木のサントリー美術館などを手がけたかたがされているらしい。
こう見ると、本当に日本の和と、近代的なデザインが見事に融合された神社だ。自然の中にある神社とはまた違った居心地の良さを感じることができる。
参拝を終えると、これまたお目当のお守りを求め社務所へ。
このお守りは「目玉のおやじ御守」、右にあるのは「ちゃんちゃんこ御守」だ。
「目玉のおやじ御守」は先の見通しがよくなるようにという意味が込められた開運守、「ちゃんちゃんこ御守」は禍津神(まがつかみ)による禍事から守ってくれる厄除守なのだが、
察しの通り、「ゲゲゲの鬼太郎」の御守である。
アニメ化・映画化に向けて水木しげる先生が赤城神社へ祈願をしたことから縁があり、水木先生デザインの御守のようです。
また良縁成就(縁結び)を叶えたいひとには、水引ブレスレット守というものもある。普段から腕に結び、自然に解けたときに願いが叶うといわれているそう。
干支によって色が違うようですが、この御守のデザインもとても素敵で僕好みだ。
僕がいただいたのは「目玉のおやじ御守」。これだけ目玉が書かれていたら、先の見通しもきっと良くなるだろう。
当然、御朱印もいただき、神社を後にする。
神社を出て、神楽坂を歩いていると、気になるお店を発見。
朝ごはんを食べずに集合した男ふたりにとって、こんなお店を見つけてしまったら、立ち寄らないという選択肢はもはやない。
定番の豚まんもあったが、僕はこの「五目まん」に心惹かれた。
お見事な大きさ。中には五目あんがどれだけ入っているのだろうか。
かじってみると、やっぱり中身はぎっしりだ。しかも大変美味。
この豚まんのお店「神楽坂五十番 総本店」はメディアにもよく出ている評判のお店のようだ。
どうりで美味しいわけだ。メディアに出ているからって美味しいとは限らないのだろうが、ここは本当に美味しかった。
神楽坂を気持ちよく歩いていると、ついつい「飯田橋」まできてしまった。東京は歩いて、すぐ近くの駅まで行けるから散歩がますます楽しい。飯田橋にせっかくきたのだ、ぜひとも「東京大神宮」へ立ち寄ろう。
ちょこっと東京大神宮のことも載せておく。
せっかくだから東京大神宮へきたと言いつつ、ちゃんと目的もある。
東京で縁結びといえば「東京大神宮」。全国から人が集まるほどに有名だ。
当然独身である僕の友人(32才)も良縁を信じておみくじを引く。
当然、御守りも買ったわけだ。縁結びの御守りは自分で買うよりも、誰かにもらうほうが効果があると言われているので、彼には僕からプレゼントした。
僕が沖縄から来たということで、わざわざ次の予定があるのにも関わらず横浜から出てきてくれた友人へのお礼だ。
ここでも御朱印をいただき、後にした。
カメラと神社巡りは本当に相性がいい。
お目当の神社に足を運び、その道中に写真を撮りながら、普段はなかなか足を止めてまで見ることのない場所を見ながら写真に風景をおさめる。
そして、家に戻ったあとに写真を見返しては、素敵なひとときを思い出す。
次はどこへ行こうかな。
東京出身。7年間の沖縄移住を経て三重県津市へ。沖縄移住応援WEBマガジン『おきなわマグネット』元編集長。神社メディア『sanpai. 』運営。Webデザイン、マーケティング、他制作ディレクションなどを生業としています。年間200社ペースで全国の神社を参拝しております。